待ちに待った抜釘手術
今日までの日数もですが、病院での待ち時間も相当長く
朝9時前に採血をしてから午後12時50分に手術が始まるまでの約4時間、病院内でボーっと待っておりました(手術開始時間も遅れた)。
ようやく手術室に入り、色々なものを装着されて着々と準備。
さほど緊張しているつもりはありませんでしたが、時折血圧の異常を知らせるアラームが鳴ります
「足首で計っているので少し高めに出ているのかも知れませんね~。」などと説明を受けつつ、いよいよ開始。
最初に痛み止めの注射。
グリグリッゴスゴスッっとこれがなにげに一番痛い
「痛み止めの注射を打つ時が痛いんですよね~」とサブの女医さんが労いの言葉をかけてくれます。
おっしゃる通り。痛み止めのための痛み止めが欲しいくらいです。
そして切開。
もうすでに感覚はありません。
「痛かったら言ってくださいね~」
「え、痛いのってあり」
最初は目視のみでピンを抜く予定だったみたいですが…。
「思ったより深く入ってるな~」
「いやぁ~深いなぁ~」
もう一人の男性医師と話したり、独り言だったり、やたらと「深い」を連発。
「深イイ話」ならいいんですけど、「深イタイ話」なんですけど
ペンチのようなもので引き抜こうとするものの、カチッカチッと空振りする感覚があります(見てはいない)。
そこで、レントゲンを見ながらの作業に変更。
さすがに血まみれの手のほうは私からはじかに見えないように隠されていますが、レントゲンのほうはバッチリ
「ほら、ピンが2本、見えるでしょ」
女医さんがなぜかちょっと嬉しそうに説明してくれます(たぶん和ませようとしてくれてる)。
苦戦しつつも、1本はまもなく抜けました。
残るもう1本がなかなか抜けない。
あーでもないこーでもないと動かされ、え、指ってそっちの方向に曲がりましたっけって角度に曲げられた時はさすがに痛かったですが、口にすることもできず…。
しばらく格闘ののち、スルっと抜ける感覚とカランという音。
よーやく抜けました
事前に、「抜いたピン持って帰りますか」と聞かれ最初は「下さい」と言ったものの、「捨てる時は必ず病院に持ってきて下さいね」と言われたので「やっぱりいいです」と断りました。
そのかわり抜いたピンを見せてくれたのですが、想像していたよりだいぶ長いものでした。
それと、「間違いなく抜けましたよ」という証拠写真がプレゼントされ
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作業中のキャプチャなので先生の手も写ってます。
予定より切り口が大きくなり、片方は5mm、もう片方は1.5cm。
今はその縫い口がピリピリ痛く不快で、また、ガーゼで固定されているので小指自体の動きがどんなものなのか、正直まだわかりません。
リハビリもあるし抜糸もあるので、病院通いはもう少し続きそう。
…でも…走るのは構わないんだって~