先日ユニクロで買い物をしたときのこと。
シャツを1枚購入しようとレジへ行ってみたら…。
店員さんが1人しかおらず、セルフレジに変わっていました。
ほうほうほう。
そーですか。時代の流れってやつですか
まあ、セルフレジはスーパーやドラッグストアでもう慣れているから大丈夫でしょう、といざ、機械の前に立ってみたら…。
なにやら、いつもの機械とは様子が違う…
ピッってバーコードを読み込む部分が…ない
思わずチラっと店員さんに一瞥をくれたところ、
「こちらに商品を置いて、あとは画面の指示に従ってお進み下さい。」とのこと。
※画像はお借りしたものです。私が実際に使ったのは商品を置くところが四角くくぼんでいるタイプのものでした。
購入するシャツをくぼみのところにそのままポン。
アプリ会員ですかとか支払い方法は
とかの質問にタッチパネルで答え、精算画面を見ると…。
ピッともなんともしてないのに、すでに商品名と金額が正しく表示されていました。
じつはこれ『RFID』というものだそうで、商品のタグの中に入っている電子情報を一瞬で読み取ることができるそうです。
今回は1枚だけだったのでそのままくぼみのところに置きましたが、複数の商品の時でも、カゴごとそこに置くと一瞬で画面に表示。
バーコードの時みたいに1点1点読み取る必要がないので時間もかなり短縮されます。
RFタグは無線通信を用いた自動認識技術で、通信距離が数センチしかないバーコードと違って、数メートルから数十メートルでも交信ができるとのこと。
段ボールなどに入ったままでも、読み取り端末を向けるだけであっという間に情報を読み取ることができるので、消費者だけではなく販売側にもかなりのメリットがあるようです。
ニュースでも取り上げられていました
実際に利用してみた人の動画
ただ、現在RFタグは1枚10円以上のコストがかかるので、利益率の高い衣料品などの業種に限られており…。
また、店舗内のすべての商品がRFタグで統一されている必要があるので、様々なメーカーの商品を取り扱う形態の店舗での導入は、いまのところまだ難しいみたいです。
ですが、2017年4月に経済産業省が「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」というものを策定、2025年までにRFタグ化を実現しようと試みているそうです。
こちらもニュース映像
レジ待ちのイライラや人手不足が解消されるのはいいことですね。
令和という新しい時代に突入したいま…。
「バーコードでいちいちピッってやっていたなんて信じらんなーいいかにも”平成”ってカンジ~
」
なんて言われちゃう日も近いのでしょうか…