『日本酒度』ってお酒のラベルとかによく書いてありますね
ざっくり言うと…。
そのお酒が甘口であるか辛口であるかを見る目安
詳しい方は突っ込みたくなるかも知れませんが、あくまでもざっくりとした表現として。
具体的な数値にするとこうなります
この数値って、杜氏や利き酒師が味見しながら…
「まぁ~、だいたいマイナス2ってとこかな」
っていう感じで決めている…わけじゃ~ないんですね
その数値の決め方はヒジョ~にシンプル。
温度が15℃の日本酒に、その名も『日本酒度計』という器具を入れてその数値を読み取るだけ
↑
これが日本酒度計。
どういう仕組みかというと…。
日本酒の甘さを決定付けるのは、ブドウ糖の濃度
濃度が高いほど甘く感じます。
また、ブドウ糖は水より質量が多く、比重が重くなります。
日本酒の中にこの日本酒度計を入れて液面の目盛りを読むのですが…。
ブドウ糖濃度が高いほど計器は高く浮いてマイナスの値が大きくなり、反対に低いと計器は沈んで目盛りはプラスになります
こんな仕組みで出てきた数字だったんですね~。
ち・な・み・に…。
辛口の最高峰は
そして超甘口なのは…。
宮城の『すず音』も「-90~-70」と驚きの数字ですが…
最高峰は
江戸時代の製法で造った京都のお酒。
「超甘口ながら、強い酸とアミノ酸の魔法の力で、濃厚な甘さがすっと切れて残らない」そうです。
アイスクリームにかけてもおいしいとのこと。
怖いものみたさ
ちょ、ちょっとだけ気になる…