山形県米沢市の酒蔵、新藤酒造店さんが醸す日本酒『雅山流』。
『雅山流(がさんりゅう)』とは
「山は動かぬもの、川は流れるもの」と人は日常の物事に固定観念を持ちます。
そういった固執した考えに捉われず、恵まれた自然の中で常に自然体で醸す、との考えから銘々されたお酒
近年忘れがちである『地酒』の意味を改めて考え直し、『本物の地酒 人の求める酒』を目標に、自社田で原料となる酒造好適米『出羽燦々』から一貫して生産しているお酒、それが『雅山流』です。
今回購入したのは、雅山流シリーズの中でも「影」のごとくこっそりと販売される特別限定品、『影の伝説』の新シリーズ。
蔵主兼杜氏でもある新藤雅信氏が気まぐれで造るこのシリーズ。
毎回コンセプトが違い、毎年どんなお酒がリリースされるかぎりぎりまでワカラナイ。
今回は…<攻>~せめ~
全国新酒鑑評会出品用に仕込んだもろみを搾る際の責め(攻め)の部分を瓶詰めしたもの
フレッシュで華やかな吟醸香、透き通るような透明感抜群の飲み口
新藤酒造店さんには、雅山流のコンセプトはそのままに酒米や製造方法など様々な制約にとらわれずに自由な発想の元に仕込まれた『裏・雅山流』や…。
酒造好適米の最高峰山田錦や山形県が開発した最新の酒造好適米、『山酒104号(雪女神)』を使用した雅山流の上位モデル『九郎左衛門(くろうざえもん)』などなど…。
じつに多種多様なお酒が季節ごとにたくさんあるので、機会を見つけてはいろいろ味わってみたいと思います