『シン・ゴジラ』
観てきました~
本当は4DXで観たかったけど、名取は遅めの時間、富谷は早めの時間での上映なので断念。
ノーマルの2Dで観ましたが、とにかくすごい迫力
思ったよりはゴジラが暴れるシーンは少なく、事態の収拾にあたる政府の混乱の様子が早口で延々と続くので、普通の怪獣物と思って見に来ていた子どもたちは退屈そうでしたが…
日常生活の中に突如現れるゴジラのリアルさは実写そのもの、CGの進化に驚かされました。
が、それに加え政府のやり取りも妙にリアルで、シニカルさと滑稽さも覚えました。
はじめて姿を現した巨大生物は深海魚のようでもあり、着ぐるみのようでもあり…。
あれこれってゴジラじゃなかったの
それは進化を始める前の第一形態のゴジラだったんですね~。
川から遡上して船や車をなぎ倒していく様子や原子力発電所の状況把握の様子は東日本大震災を想起させる内容で、5年経過した今だからこそ創ることができたストーリーなのかも。
エヴァンゲリオンを作った監督なので、それを見ていた人たちは随所に類似点があるといっていますが、私は観ていないのでよくわからず。
むしろ先日DVDで観たばかりの『進撃の巨人』とキャストがかなり重複しており、根底に流れるテーマも相通ずるものがあると感じられました。
『シン・ゴジラ』の『シン』とは、『新』であり『真』であり『神』であるそうな。
エンディングに意味深なシーンがあり、次回作への布石なのか観ている観客への問題提起だったのかはにわかに判断しかねますが…。
もう1回観とこうかなと思わせる作品でした