11月26日は『いいふろの日』
特別価格390円で入れるスーパー銭湯に行こうかとも迷いましたが、今日は映画を見てきました
本当は『インターステラー』を見たいと思っていましたが、3時間の長編だしちょうどいい上映開始時間のがなかったので、前から少し気になっていた、『紙の月』を見ることに。
宮沢りえさん主演。原作は『八日目の蝉』の角田光代さん。監督は『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督。
銀行に勤める平凡な主婦が、若い男性との出会いをきっかけに巨額横領事件を引き起こす。
自分の買い物に不足したたった一万円を、顧客から預かった分から拝借したのがことのはじまり。
それが次第にエスカレートし、さまざま葛藤しつつタガが外れていく心の動きを宮沢りえさんが好演しています。
よくわからなかった最初のシーンの意味が後半にわかったり、後々重要となるキーワードが出てきたり。
途中、「急になぜこんな展開に?」とか「この演出は何のため?」と思ってしまうシーンもなくはありませんでしたが、たんたんと進むストーリーの中に常に緊張感が漂い、サスペンス性を感じさせてくれました。
原作を読んでいないし、テレビドラマで原田知世さん主演で放送されていたことも最近まで知らなかったので、純粋に展開を楽しむことが出来ました。
今日は朝から雨降り。
どんよりした天気の日にあえてもやもやした映画にどっぷり浸かるのもオツなもんです。