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<山梨> ビアン美術教室

山梨にある小さな美術教室のブログです。
絵画や工作など、子どもたちの創作活動のヒントになる記事を気ままに更新中。

2018年のクリスマス工作は

「クリスマスのおくりもの」
 
クリアケースの中に、クリスマスの風景を閉じ込めて
プレゼントみたいにリボンをかけてしまう工作です。
まずは下描きの紙に
作りたい雪景色を原寸大でスケッチ。
この下描きを見ながら
粘土で小物を作ります。
ケースに入るように、
大きすぎず、小さすぎず。
 
一週間かけて乾燥。2週目の制作で着彩。
家になる紙コップにも色を塗ります。
 
3週目でようやく組み立てです。
白い粘土をたっぷり使って、降り積もった雪を表現します。
そこに、先週作った小物を配置。
 
ツリーにビーズをつけたり、
雪だるまにマフラを巻いたり
可愛くアレンジします。
 
組み立て完成。どれも素敵です。
良く乾かして、
お持ち帰りできるのは4週目。
 
最終日、7色に色が変わるライトを灯し、
ケースの蓋をしてリボンをかけると
子どもたちはニッコリ笑顔に。

仕上がった作品も素敵ですが
その一瞬の心の動きはもっと素敵。
私たちスタッフにとっても
一番嬉しい瞬間です。
 
秋深まる山梨県立美術館にて
今年も高等学校芸術文化祭
美術工芸・書道・写真部門の展覧会がありました。

嬉しいことに、

ビアンでも応援していた生徒さんが最高賞の芸術文化祭賞を受賞!

本当におめでとうございます!

 
今年は立体作品が4点も入選していたのが印象的。
優秀賞の平面人物作品は、どれも色がとても良かったです。
何層も何層も絵の具を重ねて描き込まれた、深い色でした。
 
 
 
11月21日(水)からは、
第59回 山梨県高等学校美術連盟展が始まります。
こちらも楽しみです。
 
今回の制作は「猫のお面に絵を描こう」
使用するのは紙パルプ製猫型お面。

お面に絵を描くと言っても色々な表現があります。
歌舞伎メイクのような和柄のものや
ベネチア仮面のような洋風のもの
リアルにそのままの猫模様 etc·····
 
先ずは、どんな模様のお面にするのかアイディアスケッチ。
本番で迷わないように色計画も立てます。
下描きを写したら水彩絵の具で色付け。
スケッチを見ながら塗り残しが無いように塗っていきます。
 
みなさんの作品を並べて飾ると
お祭り屋台のお面屋さんみたいになりました。
 
どれも個性があって素敵です!