本当にそれが限界ですか?
こんにちは、伝田眞大です。
前回に引き続き、先日の講演会のお話からです。
あるラーメン屋のお話です。
奥さんと子供と3人家族のラーメン屋の店主が
いました。
このラーメン屋は、経営状態は思わしくなく、
借金でどうにもならなくなってしまったそうです。
その店主は、一家心中を考えるようになりました。
そんなある日、自分の子供を抱き上げて考えた
そうです。
「おれはこの子を自らの手で殺せるだろうか。」
まだ、言葉すらも話せていない子供をです。
それほどまでに追い込まれていたんですね。
自分の子供を抱き上げて考えているときに、その子
が初めて言葉を喋りました。
「◎×▲※のわわ」
初めて話した言葉にびっくりして聞き取れなかった
そうです。
再び、赤ちゃんが喋りました。
「◎×▲※のわわ」
はっきりとは聞き取れません。
でも、この店主にはこんな風に聞こえたそうです。
「日本一のパパ」
その時に思ったそうです。
「おれは何のために働いているのか?
家族を幸せにするために働いているんじゃない
のか?
そんな自分が家族を殺そうなんて考えるって
どうかしている。
本当にやれることを、おれは全部やってないん
じゃないか?」
その後の店主のがんばりは、想像にお任せすると
します。
ただ、この話にはもうひとつのお話があります。
赤ちゃんが話した言葉。
「◎×▲※のわわ」
この言葉は、本当に「日本一のパパ」と話して
いました。
なぜ、初めて喋った言葉が「日本一のパパ」だった
と思いますか?
実は奥さんが、夫を信じて、いつも赤ちゃんに
言っていた台詞があるそうです。
「あなたのパパは日本一のパパなのよ。」
いつもいつも夫を信じ、赤ちゃんに向かって
話していた言葉こそが、「日本一のパパ」だったん
ですね。
自分ひとりだけが、辛い思いをしていると思って
いませんか?
一緒にその辛さを乗り越えようと影で努力している
人がいると考えたことはありますか?
あなたにも影で支えつつ、あなたを信じ続けている
人がいるかもしれません。
その人のためにも、たとえ少しだとしても、前進
し続ける決意をしてみませんか。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
引き続き、ぶっちぎりで!!
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