キルティングの技術 | Quilt Salon Yokohama

Quilt Salon Yokohama

~since Oct 2000~

パッチワークを中心に、大人可愛いプチモダンなハンドメイド作品を作っています。


こんにちは音符


2月最後の週末、横浜はとても良いお天気です。


今日はキルティングについてお話したいと思います。

みなさんはどのような方法でキルティングをされていますか?

私はパッチワークを始めた16年前から、アップダウン方式のキルティングをしています。

一針で数目ずつ進む普通のキルティングと違い、針を布の上から下へ通し、そして下から上へと針を出すやり方です。

半目ずつしか進まないので、一般のキルティングの3,4倍は時間が掛かると思いますが、布に対して確実に垂直に針が入っているので仕上がりがとてもきれいです。

そして、キルティングの方向が、前後左右どちらにも進むことができます。

これは大きなサイズのキルトをするときにグルグルと回さなくても済み、その点ではとてもラクになると思います。




そんなある日、見た瞬間目が飛び出るくらい素晴らしいのキルティング技術を持った外国人キルターに出会いました。

横浜のキルトウィークでもミニキルトでグランプリを受賞したり、ドームでも受賞したりしている方で、当時アメリカ・ヒューストンで行われる世界最大のキルトショーでもレッスンクラスを持ち、毎年400名の講師の中で一番最初に満席になってしまうと聞きました。

日本の大きなイベントでもブースを出していたので、日本パッチワーク界の有名な先生たちも助手の方たちを連れて、ブースを訪れていました。



こちらは、その外国人キルターが作ったミニチュアキルトになります。





サイズはナント20センチ角お



彼女のキルティングは一針で12目くらい進めることができ、針を動かすというよりは、布を方を上下に動かして進むといった感じでした。

針も一般的には短い針を使うところを、この方法で使う針は長めのもの。

そして、キルトの糸やキルト芯が一般的なものと違っていました。

針と糸、キルト芯・・・・道具や材料はやはり大事ですね。



彼女は日本語ができないため、私もブースのお手伝いさせていただき、そんなご縁でここで紹介しているパッチワーク教室での短期講習が実現しました。


教えていただいたのは、こんなホワイトキルト。




↑こちらも、その外国人講師のものです。


彼女はキルティングをする時、ほとんどしつけをしません。

それも驚きでした。


スイスイと一針で12目すくう講師を横目に、私は5,6目がやっと↓↓

10時間くらい練習して、やっとキルティングのようにはなってきましたが・・・

表と裏の目の大きさがぜんぜん違っていたり、改善点は山積みです。

ただこういう知らなかったキルティング技術があることがわかり、とても嬉しく思いました。


恥ずかしながら、指導を受けながら私が作ったホワイトキルトがこちらです。




アップダウンのキルティングや教えてもらった新しいキルティングを両方楽しめるようになっていけたらと思っています。

とにもかくにも、練習あるのみ!



彼女が動画を公開しているので、ご興味のある方はぜひご覧になってみて下さい。

※ゆっくり進めていますが、実際はものすごいスピードでキルトをしていますキャッ☆





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