阪急、阪神経営統合について 5 | 思うように資金調達ができない方へ

阪急、阪神経営統合について 5

6月27日 

 

                 

 

阪急と阪神の経営統合の件、

鉄道については、縮小するマーケットに対応した仕方のないことで、

顧客のメリット云々どころではないこと。

しかしデパートについては、会社・顧客双方にメリットが期待できると書いてきましたが、

今日はホテル事業についてです。

 

まず阪急グループのホテルは、阪急第一ホテルグループと言って、

以前経営破たんした第一ホテルグループを買収して現在のグループになっています。

ご興味のある方もいらっしゃると思いますので、

このグループのホテル一覧のURLをご案内いたしますので、

ぜひ目を通していただけますでしょうか。 阪急第一ホテルグループ全国ホテル一覧 

 

ご覧になって分かるように、

阪急インターナショナル以外、圧倒的な足の便の良い高稼働率の梅田にある大阪新阪急ホテル、

固定客がいると思われる宝塚ホテル、六甲山ホテルの旧阪急グループのホテル、

あるいは旧第一ホテルグループでは、

新橋の第一ホテル東京と第一ホテル東京シーフォート以外で、

私の知る限りパットしたホテルはありません。

 

一方阪神のホテルは、

ホテル阪神、六甲山オリエンタルホテルと、

大阪でナンバーワンとも言われているザ・リッツ・カールトン大阪の3ホテルとなっています。

新阪急と比較すると数は少ないですが、

なんと言っても、老舗のリーガロイヤルホテルや東京の帝国ホテル系列の大阪帝国ホテルを抜いて、

顧客対応が最高と言われる、ザ・リッツ・カールトンの日本の唯一のホテルとして、

(今開発中の六本木のミッドタウンに2つ目のホテルを建築中です)

非常に競争力のあるホテルを持っています。 

 

このように見てくると、

両グループの中で私の独断と偏見で見てみると、

両グループ50弱のホテルの中で、

最高なのがザ・リッツ・カールトン大阪、

そして競争力が高いのは、阪急インターナショナル・新阪急ホテル・第一ホテル東京位で、

あとは宝塚ホテル・六甲山ホテル(稼働率という点では少し???です)と、

第一ホテル東京シーフォート、

そして2流立地ですがホテル阪神ぐらいが収益の上がっているホテルと思います。

 

あとは確実なところは分かりませんが、

特に収益力やあるいは将来性の高いホテルと思われるものはないように思えます。

 

ですから経営統合した後、50弱あるホテルの中で、

本当に競争力があるホテルは10%程度で、

あとは経営破たんした第一ホテル系のぱっとしないホテルと

ビジネスホテルとそれほど違わない中途半端な阪急系のホテルがほとんどのグループで、

数はともかく、特に強いホテルグループとは言えない印象です。

 

私は今日の記事を書くにあたって、

阪急と阪神のホテルグループを調べてみて、

イメージしていたことと少し違ったのは、

どう見てもホテルに関しては、規模や売上高は別にして、

財務内容的には阪神に軍配が上がるように思えることです。

40ヶ所以上あって数件しか競争力あるホテルを持たない阪急グループに対して、

阪神は六甲山オリエンタルホテルが現在どの様な状況かはよく分かりませんが、

ビジネス客の期待できるホテル阪神と、

なんと言っても日本でも有数のホテルであるザ・リッツ・カールトン大阪があるのは、

大変な強みと思われるからです。

 

このようにこの阪急と阪神の経営統合は、

ホテルに限っては阪神よりも阪急にメリットがあるように思えます。

ただ、阪神にしても、食材などの仕入れなど調達部門で考えると、

スケールメリットの追求が可能なのであれば、決してメリットは少なくないと思えます。

 

顧客にとっては、どうなんでしょうかね?

これは私には???ですが、

やはり経営統合による効率的経営で、

無駄を省き、その分顧客に還元してくれるのなら、少しはメリットはあるのかもしれません。

でもこの程度以上には思いつきません。

そりゃリッツカールトンの経営ノウハウが阪急インターナショナルや第一ホテルで生かされるのなら、

メリットも出てくると思いますがあくまでもザ・リッツ・カールトン大阪は所有が阪神というだけで、

運営はリッツカールトンがしているので、

契約上、経営ノウハウを他のグループホテルに転用することは現実的ではないと思います。


ここまで経営統合を電鉄、デパート、ホテルの順に見てきましたが、

これはよく言われていることですが、何よりも今回の統合で重要なのは、

両グループが梅田で持つ不動産の価値とそのバリューアップ、あるいは効率的な利用だと思います。

この点について後日また書いていきますので、また良ければお読み下さい。

 

 





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