前から気になっていた 『マダム イン ニューヨーク』（ 原題はEnglish Vinglish）と ジュリア・ロバーツ主演の『食べて、祈って、恋をして』 （Eat Pray Love）の２本です。
『マダム～』の方はインドの家庭の主婦シャシが主人公のお話。
シャシは英語が話せず、夫や娘からバカにされています。
自分が得意とするお菓子作りで小さなビジネスをしていますが、それすら夫は良く思っていません。
アメリカに住む姪っ子の結婚式の手伝いをするため、家族より先に単身ニューヨークに行くことになったシャシ。
家族には内緒で勇気を持って英会話学校に通うことにしました。
そこで出会った様々な国籍、価値観を持つ人々。
語学を通して、シャシは少しづつ自信を取り戻していきます。
アクションや派手な冒険、波乱万丈のラブストーリーがある訳ではないけれど、
見終わった後、爽やかな勇気が湧いてくる映画でした。
シャシ役の女優さん、Srideviがとてもとても魅力的です！
40歳くらいかと思ったらなんと50歳でした。わわわ～！?
もう一つの『食べて、祈って、恋をして』 は一人の女性の自分探しのお話。
女性雑誌にいかにもありがちなテーマに今までちょっと避けてた映画だったのですが、こちらも面白かったです。
離婚で傷ついたアメリカ人女性（J.ロバーツ）が旅に出ます。
美食の国イタリアでたらふく食べ、インドのアシュラムで瞑想し、バリで再び恋をする。
（女性のしてみたいことが集まってますね～
）そもそも離婚した理由がイマイチわからない、お金があるから１年も海外旅行できるんやん！
え～、そこでまた恋する？
なーんて所々つっこみたくなる所はあったものの、いやそもそも映画って普通の私達ができない事を妄想させてくれるのが醍醐味な訳で、映画を通して主人公と一緒に旅をしたり恋をしたり、精神的に成長できるというもの。
インドのアシュラムでの体験も興味深かったです。
主人公が自分の内面を見つめて心静かになった時に見えた世界はとても愛すべきものでした。
この映画を通して流れているテーマは純粋でポジティブだと思いました！
ジュリア・ロバーツもインド映画のシュリデヴィも二人とも年齢的には40～50代ですが、その年齢だからこそ出せる演技というか、美しさが映像に滲み出ているような気がしました。
もちろん超有名な女優さんだから美しい、というのもありますけど…（;´▽｀A``
若い頃はもちろんそれだけで瑞々しくて美しいけれど、年を経る毎に人柄や知性、どんな人生を歩んできたかが大切なのだなと。
シワや白髪が増えた～と慌てるのでなく、これからは内面を磨いていこう！と新年に誓ったのでした。
( ´艸｀)