「どうやったら柔らかくなりますか？」
というのがあります。
どうやったら柔らかくなるんでしょうね～？
私も知りたい。( ´艸｀) なんてね。
もちろん、私ヨガティーチャーなので、一応のノウハウはあります。
月並みですが、お風呂上がりに毎日少しづつ練習することや、
腹式呼吸をしながらゆっくりストレッチをすること、
開脚の際に骨盤を起こした状態で前屈するとか（堅くて手が床に着かない人は大抵骨盤が寝たままの状態になって背中を丸めてます）等々。
基本ではあるのですが…うーん、ヨガの目的は別に体を柔らかくすることではないしなぁ、と思ったりもします。
いや、でもでも、柔らかいにこした事はないですね。
今でこそ、開脚が気持ちよ～く出来るようになった私ですが、以前は硬かったのです。
脚を開こうとすると、脚の付け根の健がつっぱるような、痛い感じがずっとあって
結構辛かったのね。
そんな私が、ある日突然、柔か～くなってしまったのです！
（なんだか誇大広告みたいな表現ですね。）(;^_^A
参考になりますかどうか…。
数年前、ヨガティーチャーになるんだと決意した数日後、40度近い高熱が出てしまいました。
今までこんな熱は出た事がないという位のもので、3日間何も食べられず、水を飲む事も辛い状態が続きました。もちろん意識もフラフラ、ただベッドに横になっているだけ、全身が痛く、息をするのも辛い…。
4日目にやっと熱が下がり（自分にとっては生還した！という感じ）、ヨロヨロとベッドから這い上がり、
「ふう～～～。」
と開脚ストレッチしてみたところ
「あれれれれ～？？？？」
ぺたーんと胸が床に付くではありませんか。
前屈も後屈も開脚も、なんの障害もなくスル～と柔らかくなっていたのです。
そして、何より頭と心が、スイーッと晴れ渡るような爽快感。
ああ、なんて幸せなんだろう。
≧(´▽｀)≦
まるでミラクルなようですが、今にして思うとただの奇跡ではなく
体がデトックス（毒出し）をしていたのではないかと思います。
自然な形で断食＆高温によって体に溜った未消化物質を完全燃焼をしていたのでしょう。
あと、信じる者は救われる、とでも言うのでしょうか、
意識フラフラの状態でお祈りをしていたのですね。
これも心のデトックスだったのかもしれません。
この強烈体験が私にとって『ヨガとは何か』を知る大きなキッカケになりました。
もちろん、私のような過激な（？）方法は、皆さん無理にしなくていいですよ～！
日々の細やかなヨガ生活を送る事で、誰でも自然にヨガ体質になっていきます。
ヨガの柔らかさとは、体だけでなく、
必要な食べ物を必要な分だけ取り入れて、きちんと消化して、排泄して、
誰も妬まず、日々感謝して暮らす事で得られる
心の柔らかさです。
柔らかくなると、幸せになる。
柔らかくなると、笑顔になる。
みんな幸せ。さあ、ヨガしましょ。
（‐＾▽＾‐）