イギリスに数年前までインディペンデント紙という発行数は少ないけど高級紙として権威を誇っていた新聞がありましたが、2年前に紙の新聞は廃刊にしてデジタル版のみを発行することにしました。
そのネット版インディペンデント紙の2月21日の記事に、「人類は酒を飲まなくなるように遺伝子が進化している」というタイトルを見つけました。
正確に言うと、日本のネット記事で紹介されていたので、引用元のインディペンデント紙の記事を読んでみたのです。
酒を飲んでハッピーになるという体の反応がまったくの正反対になって、酒を飲むとアンハッピーになるような体になる遺伝子が生まれるように進化しているそうです。
アメリカのペンシルバニア大学の2名の研究者の研究で、世界の4大陸のまったく別な人種の20グループ、2500人の7年間の調査データから、人種間で偏りのない結果として、酒を飲むとアンハッピーになるような遺伝子が生まれていると分かったそうです。
世界中で親子関係などに関係なく、遺伝子が突然変異によってアルコール分解酵素が働かなくなる遺伝子が出来つつあるみたいです。
いわゆる酒が弱い状態とは、アルコール分解酵素が少ないということですが、新しい遺伝子はそもそもアルコール分解酵素が無いということらしいです。
この遺伝子を持つと、人は酒を飲むと気持ちが悪くなるので飲みたくないし、反対に今までのような酒に対する依存症もなくなるということみたいです。
私は30代の後半に、それまで付き合いで習慣的に飲んでいた酒を月に1~2度しか飲まないようになりました。
それは、スピリチュアルな修行を続けていたら自然に酒を飲みたくなくなったからです。
そして50歳手前で完全に酒を飲まなくなりました。
夜に飲食店に行くのが嫌になり、酒を提供する店が嫌になり、酒飲みの吐く臭が嫌になり、人付き合いが苦手になりました。
酒が苦手になることは、個人的な理由でなることだと思っていましたが、人類全体に起こっている遺伝子の変化が原因だとしたら、スピリチュアルな人間がよく言う、地球自身の波動が上昇していることの1つの証明が、この遺伝子の突然変異かもしれないと思いました。
当然のように地球の波動が上昇している時に、地球の表面に生きている人間の波動も上昇しないと、新しい地球に生きていられないという結果になるでしょう。
ただし、酒を飲む・飲まないという点だけで人間の波動の全体を判断するなんて出来ません。
もっともっと大事な心の持ちようが全体の波動を決めます。
たった1つの習慣を取り上げて人を判断することは間違いです。