H4ー2 OTAKU日和 -51ページ目

H4ー2 OTAKU日和

愉しいヲタク L I F E


バレンタイン企画・イラスト②は

Mrs.ケルビンのイラストですwww

黒執事、アロシエ男の娘でバレンタイン

アロたん、シエたんマジ天使!!!

をテーマに描きました。




H4の素晴らしき萌え・オタ・薔薇色の日々


バレンタインデーから早くも一週間が過ぎてしまいまして・・・

今頃で申し訳ございません;;

そして、このテーマっっ!!!

スミマセン、黒執事のアロシエ大好きで

本能のおもむくままに描かせていただきました。

ありがとうございました!!!


Mrs.ケルビン




「そうか……。スンハが……。」


俺は、ユノの顔をじろじろと穴が空くほど見た。


悩んで痩せたとスンハが言っていたのを思い出し、気が気ではなかった。


「ユノ、痩せたな……。」


スンハの言っていた通り、ユノは痩せていた。


頬がこけて健康的ではないが、思ったより弱ってはいなかった。


「ユノ。俺、スゲー心配したよ。スンハからユノが痩せたと聞いて、動揺した。」


「そうか?この通りだよ。元気でやってるから、心配するな。ジェジュだって、毎日忙しくて大変だろう。早く帰って休めよ。」


何か無理をしているような顔で、ユノは言った。

俺は、いたたまれない気持ちで一杯になった。


「ユノ!!俺は、ユノの側に居たいんだ!!ユノから離れたくない!!ユノだけなんだ!!」


思わず叫んでしまった。


「ジェジュ!?」


「ユノ、愛してるんだ。ユノ、強がらないでくれ。俺は、どんなユノでも受け止めたい。無理はして欲しくない。俺に本音をぶつけてよ。」


俺の正直な、伝えたかった気持ちをようやくユノに言えた。


ユノは、突然の俺からの告白に暫く驚いているだけで、何も言わなかった。


それから、静かに目を閉じて、何か考えているようだった。


長い沈黙が続き、俺はただ、ユノの目を閉じている顔を見ていた。


キスをしたいと思ったが、止めておいた。


ユノは俺の手をとり、顔の頬へ持って行き、俺の手の温もりを感じているように、離さなかった。


「ユノ……?」


俺の手に何回かキスをした。


ユノの唇の温もりが久しぶりで、嬉しい。


それから、俺の指にキスをした。


指先は、性感帯になっていると聞いた事がある。


ユノの唇の温もりに感じていた。


「ジェジュ、俺だって、ジェジュを愛してるよ……。誰よりも。」


「ユノ、俺も誰よりも愛してるんだ。」



思いを伝える事は大切だ。


思いを伝え合える事は幸せだ。


周りの皆に背中を押されて、ようやく、ユノに辿り着いた。


皆から、大切な事を教わった。


お互いに気持ちを伝え合えれば、距離が遠くても、不安になる事は無い。


自分の気持ちを正直に伝えなければ、後悔ばかりで、前に進めない。



互いの気持ちをもっと実感出来るように、ダブルベットの上で俺達は、大切に丁寧に 抱き合った。

何度も昇り詰める快感に、激しい舌を絡ませ合うキスに、興奮を抑えられないユノの顔に、俺はくり返しくり返し、頭が真っ白になった。


「ユノ、俺達はそれぞれ新しい道を行くけど、互いに頑張ろうよ。」


「……当たり前だ。互いに、いいライバルになるんだよ。」


「でも、こういう時間も必要だから。俺はユノと一緒に居たい。道は違くても、心はユノのモノだから。」


「それも、当たり前だ。俺はジェジュが居ないとダメなんだ。ジェジュと会えない間、寂しくて辛かった……。」


思わず、ぷっと吹き出した。


「ジェジュ、何が可笑しいんだよ??」


照れてるユノが可愛くて、また笑えた。


「ユノ、俺達の気持ちはチャミには、バレバレだったみたいだよ。チャミが、スンハにそう言ってたらしい。」


「あいつ、末っ子で子供だと思っていたら、いつの間にか、大人になりやがって。」


「日本人の彼女と付き合ってから、変わったんだよ。守るべき人が出来ると違うんだな。」


ベットの中でユノと俺はクスクス笑いながら、そんな話をしていた。


窓から差し込むオレンジ色の太陽の光が綺麗で、二人で暫く見とれていた。


俺達の遠距離に負けない絆の強さを実感しながら……。




-END-





**あとがき**


長々と読んで下さり、ありがとうございました。

めっちゃ、感謝します。

バレンタインは終わりましたが、今は卒業シ-ズン。


色々な旅立ちがあると思います。


恋人同士で遠距離になる人や、片思いの相手と離れるとか、別れがありますよね。


そんな時、好きな人に自分の気持ちを素直に相手に伝える事って大切です。


後悔をしないように。


毎日を大切に。


チエル・ごん・アスカでしたクローバー


また、お会いしましょう-(^0^)/



チャンミンと日本人の彼女は、ずっと遠距離恋愛だ。


東方神起としての目まぐるしい忙しさの中で、何故に日本人の彼女と付き合う事にしたのか、当時の俺は不思議で仕方なかった。


しかも、チャンミンは俺達の前で、彼女に会いたいと弱音を吐く事が一度も無く、いつの間にか二人の関係は終わってしまったのだろうと勝手に思ってさえいた。


遠距離とは、それだけ脆いと単純に思った。


でも、チャンミンと日本人の彼女は、今も恋愛関係が続いている。


二人の絆は、俺が思っていた以上に強いのだろう。


たとえ、遠い距離でも……。


「チャミが羨ましいな。遠距離に負けない恋愛が出来て。」


本当に心底羨ましかった。


俺とユノも、距離に負けないと思っていたのに、少なくとも俺はグダグダになってしまった。


いつでもユノと一緒に居るのが当たり前で……当たり前過ぎていたのかもしれない。


当たり前過ぎて、大切な事を見失っていた。


「ジェジュンさん。ユンホさんに伝えてあげて下さい。ジェジュンさんの気持ちを。ユンホさんは、ジェジュンさんに心配かけたくなくて、強がっていたんです。」


スンハはにっこりと笑い、俺の手にユノのマンションの鍵を握らせてくれた。


「あぁ。ユノにきちんと、俺の気持ちを伝えるよ。」


考えてみれば、まともにユノに愛していると言った事があっただろうか?

ユノは、いつも俺に伝えてくれていた。


ベットの中での甘い一時、昇り詰める絶頂期に、ユノは俺の耳元で囁く。

「ジェジュ、愛してるよ。」


俺はその瞬間、ユノの首に腕を回し、頭の中が真っ白になりながら、呟く。


「ユノ、俺も……。」


「俺も。」だけで、きちんと愛してると、言った事など無かった。


ユノ、ゴメン。


俺だけが辛いと思っていて、ゴメン。


愛してるってきちんと伝えなくて、ゴメン。


ユノからの愛を貰ってばかりで、ゴメン。


遠距離に負けないくらいに、ユノを愛してるよ。


ユノのマンションの鍵を握りしめた俺は、スンハと別れた。


別れ際、スンハはくしゃくしゃに笑った顔で、こう言った。


「ジェジュンさん。ユンホさんをよろしくお願いします。僕にとって、お二人は憧れの二人なんです。だから、二人はどんな事があろうと別れて欲しくありません。」


スンハの優しさで、俺はユノへの思いを再認識出来た。


スンハは俺とユノの幸せを本気で願ってくれている。


俺はスンハに、ユノに嫌われない限り、ずっとユノの隣に心を置くと誓った。





「いいえ、ジェジュンさん。実は、チャンミンさんが、先に気付いたんです。」


「え?チャンミンが?何を?」


「ユンホさんがこんなに元気が無いのなら、ジェジュンさんも同じ状態だろうと言ってました。お二人は一心同体だから、同じ思いをしているだろうと。」


「チャンミンが、俺とユノをそんなふうに言ってたのか?」


「はい。さすがによく分かるなと思いました。やはり、家族も同様にずっと一緒に居ただけありますよね。」


「そうか……。」


チャンミンが、俺とユノの今の状態を見抜いていたのか……。


俺は、凄く嬉しかった。

「じゃあ、スンハが俺達に会いたいと連絡をして来たのって……?」


「はい。チャンミンさんから、ジェジュンさんとユンホさんの為にとお願いされました。まぁ、個人的には、元に戻って頂きたいというのもありますので、説得にっても思っていましたが。」


「そうだったのか。スンハ、本当にありがとう。でも、俺達は元には戻らないよ。お互いに納得した結果なんだ。それぞれが前向きでいる為に。」


「チャンミンさんにも、そのように言われました。残念ですが、皆さんの決意が変わらないのなら、僕は皆さんを応援するしか出来ません。」


俺は、スンハににっこりと笑った。


「いいんだよ、スンハ。応援してくれる気持ちで十分に有り難いよ。それと、これは俺からのお願いだ。今までと同じく、ユノやチャミを支えてあげてくれ。俺とジュンスとユチョンは大丈夫だから。」


「……はい。」


力強くスンハは一言、返事をしてくれた。


そして、俺は今、全力で走りながら、ユノのマンションに向かっていた。


皆の優しさに背中を押されながら……。



**********************




ユノが今住む、マンションの前に来た。


かなりの厳重な監視がされてある。他にも有名人が住んでいるのだろう。


スンハから預かったユノの部屋の鍵を握りしめ、自動ドアが開き、入り口から入った。


監視員がジロリと睨む。


深々と被った帽子で、俺の顔は見えない。


⑩階建てのマンションの最上階にユノが居る。


エレベーターで⑩階へ昇る。その間、変な緊張感が走った。


ユノに拒絶されたらどうしよう。


色々な不安が頭を過ぎったが、きちんとユノに俺の気持ちを伝えたい。


ユノを愛していると。


エレベーターを降り、とうとうユノの部屋の前に 着いた。


深呼吸をして、呼び鈴を鳴らす。


……返答が無い。


合い鍵で中に入る。


「ユノ?俺、ジェジュンだけど……。」


玄関からリビングへ行くと、大きなソファーと大きなテレビがあった。


その他は何も無く、ガラ-ンとしていて、一人で住むには広過ぎるくらいだ。


「ユノ……?」


何回か読んでみたが、やはり返事が無い。


リビングから寝室へ行くと、ダブルベットが置かれていた。


カ-テンはレ-スだけで、そこから見える外の景色は最高だ。


きちんとベットメイクがしてあり、さすが綺麗好きなユノだった。


「いい暮らししてるな。俺達のマンションとは全然違う。」


ベットの上に座り込み、そんな事をぽつりと呟いていると、寝室の入り口でユノがびっくりした顔で立っていた。


「ジェ……ジュ……??どうして、ここに??」

「ユ……ノ……?!」


お互いに、びっくりして言葉にならなかった。


俺は何か言わなければと焦り、何とか口を開いた。


「あ、勝手に入ってゴメン。呼び鈴を鳴らしたんだけど、返事が無かったから、合い鍵で勝手に入ったよ。」


びっくりしたままのユノがようやく話し出した。

「合い鍵??何で、ジェジュが持ってるんだ?」


「実は、スンハから預かった。」


「スンハから?!」


びっくりの連続でユノはずっと、口を開いたままだった。


「スンハがユノを心配して、俺に鍵を渡してくれたんだよ。」


ようやく事情が分かったと言わんばかりにユノは安心した顔になった。



†その④へ†