こんにちは!店舗開業コンサルティング会社「ビーエイチ」代表の飯島由敬です。
今回は、鶴見メンズオンリーヘアサロンBRUSH2号店「BRUSH premier」計画スタートについて。
10年前に飯島のプロデュースで開業を果たした鶴見のBRUSHオーナー原口太郎さんの2号店計画のサポートをさせていただくことになりました。
◎「2号店であっても物件適正チェックは重要!」
本当に久しぶりの連絡で、「何か相談事?」と思ったら2号店出店の話でした。
2年ほど前にも2号店計画の相談があったのですが、その際は、諸事情により計画を見合わせることになってしまったのです。
今回こそは!という意気込みで、めぼしい物件を探しあてて、物件検証の依頼をいただきました。
対象物件の適正チェックというのは、出店計画を進めるにあたって非常に重要なこと。
出店計画にいくらかかるのかは、物件によって大きく異なってきます。
お金に関わる点としては、家賃はもちろんですが、問題はそこだけではありません。
物件に備わっている諸設備によって、店舗工事にかかる金額が異なってくるのです。
理美容室であれば、電気・水道・ガス設備が足りているかは大きな問題です。
こういった諸設備が営業するために不足している物件であれば、諸設備にかかる工事費用で500万といった費用がかかる可能性もあるのです。
店舗工事用に資金を800万用意できたとしても、諸設備の工事に500万取られたとしたら、残りは300万…
諸設備が足りていれば、800万を諸設備以外の店舗工事費用に使えるわけです。
アンティーク風の床材とか、いい感じの照明とか、レンガの壁とか。
500万かけて、電気容量を増やしたり、水道管太くしたり、ガスを引き込んだとしても、面白くないはずです。
今回の原口さんは、10年前に飯島サポートで開業しており物件適正チェックの重要性を理解した上で、飯島に依頼をしてくれました。
現地に店舗デザイナー藤井氏と訪問し確認した結果、物件に大きな問題は無し!この物件で計画を進めていくことになりました。
◎「2号店だからこそ収支計算・予算シュミレーションは重要!」
はじめてお店を出す場合、まずはいくら用意できるのかを検討することが大切。
その上で自分が用意できるお金の範囲内でどういったことができるのかを考える。
そして、開業したらいくら稼げるのかを考えて、どのくらいの支払いなら収支のバランスがとれるのかを考える。
事前にシビアにお金のことを考えておかなければ、長い経営を続けていくことはできません。
開業計画時に徹底的なシュミレーションと準備をしたかどうかで、先々お店が続けられるのかが決まるのです。
そして、このはじめての開業で大切なことは、2号店を出すにあたっても大切なことです。
経営者として成功してからの2号店のはずですから、1号店に比べて大きな計画になっていくものです。
初めての開業より資金的にも精神的にも余裕があるがために、緻密な計算をすることを怠ってしまう可能性が高くなるのです。
はじめての開業と同じように、収支計画・融資の適正診断、そして出店総額の予算組を共に再確認。
実際のところ、原口さんの考えている計画ではなかなかに大きな規模になってしまうようでした。
現実的な数字を見ることでショックを受けても、自分の身の丈にあった範囲の計画とはどんなものかを考える作業を怠ってはいけません。
満足のいく計画となるように、飯島がお手伝いしていきます!
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【2023.11.13.2013年4月開業から10年後の今、鶴見メンズオンリーヘアサロンBRUSH2号店「BRUSH premier」計画スタート!】
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美容室開業の流れ・期間・お金などを解説しています。
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