2018年のF1シートから脱落を
してしまったので、
現役F1ドライバーの話を
今回はしてみます。
もちろん将来の復帰、更なる活躍を
期待しての記事です。
パスカル・ウェーレインを
取り上げます!
2018年はメルセデスGPのリザーブ、
ドイツのツーリングカーレースの
DTMに出場します。
F1にやってきたのは2016年のこと。
それまでもDTMにメルセデスから
参戦していて、2015年にチャンピオンに!
満を持してのF1参戦でした。
(それまでもメルセデスのリザーブ、
フォース・インディアをドライブしたことも
ありました)
デビュー1年目は今は亡きマノーチーム
からの参戦です。
現在は選択制となっている
マシンのカーナンバーは「94」。
彼がF1マシンをドライブする際は
どのチームでも94番になります。
元々のマシン戦闘力が低く、
メルセデスの口添えもあって、
エンジンはもちろんメルセデス。
ことごとく予選下位に沈むものの、
光ったのはオーストリアGPの予選12位。
後に活躍するドライバーは下位チームでも
何かを感じさせてくれます。
そして、そのレースで10位入賞!
この年唯一のポイントをチームに
もたらしました。
しかし、チームは最終戦限りで
継続を断念。
売却先を探しますが話がまとまらずに
消滅してしまいました。
そして、2017年。
大きなチャンスが!
メルセデスでワールドチャンピオンに
なったニコ・ロズベルグが
そのまま引退を表明したのです!
となると、元々秘蔵っ子の
ウェーレインが採用されるのでは!?
周りからの大きな期待がかかりました。
しかし、チームが選んだのは
バルデリ・ボッダスで、残念ながら
ウェーレインではありませんでした。
結局、ザウバーチームのドライバーに。
ライバルのフェラーリエンジンを
積んでいましたが、乗れることになったのは
資金はもちろんですが、実力も評価
されてではないでしょうか。
シーズン前にケガをしたことにより、
開幕から2戦を欠場しましたが、
マノーに代わって最下位チームになった
ザウバーでスペインGPで8位、
アゼルバイジャンGPで10位と2回の
入賞で5ポイントを獲得しました!
実際完走率も高く、18レースで
15完走は以前よりもマシンの信頼性が
高まったとはいえ、立派です。
昨年の鈴鹿サーキットで行われた
日本GPを見に行ったのですが、
チームメイトのマーカス・エリクソンは
早々にリタイアをしてしまい、
前のマシンから引きはなされて、
ウェーレインは一人旅状態だったのが
印象に残っています。
それでも腐ることなく一生懸命に
走り、15位で完走しました。
せっかくなので、今後F1に戻って
活躍してくれることを期待して
日本GPで撮影したウェーレインの
写真を掲載します。
似たり寄ったりなアングルで
申し訳ないんですが、
拙い写真をご覧ください。