現在のF1界のトップチーム
「レッドブル」。
傘下にはたくさんの
ジュニアドライバーを
抱えています。
その第一号F1ドライバーは
クリスチャン・クリエンでは
ないでしょうか。
レッドブルの本拠である
オーストリア出身です。
その辺りもサポートされた
理由の一つではないかと
推測します。
F1デビューは2004年。
F1の2クラス下ユーロF3から
飛び級のデビューでした。
末期のジャガーチームから。
(2005年からはレッドブル)
フォード(当時)の息がかかりながら、
成績不振により既に売却先を
探していた状況で、第14戦
ベルギーの6位入賞一度に
終わりました
(当時は8位まで入賞)
そして、2005年。
ジャガーがレッドブルに
なって1年目。
クリエンは2年目に当たり、
同じレッドブルの息がかかった
新人ヴィタントニオ・リウッツィと
シートをシェアします。
開幕戦から7位、2戦で8位と
連続入賞と好成績!
しかし、シェアをしていたので、
暫く明け渡しますが、
第8戦のカナダからは
最終戦まで乗りました。
第15戦の日本GP鈴鹿では
予選4位、最終戦の中国上海は
決勝5位!
この年はF1人生で
最高の成績でした。
2006年も同じレッドブルで
走るものの、チームメイトの
デヴィッド・クルサードに
差をつけられて、わずかの
2ポイント。
シーズン終盤でシートから
降ろされてしまいました。
2007年はレッドブルから
離脱をしてホンダF1の、
2008年と09年は
BMWザウバーチームの
テストドライバーを
していました。
2010年。
ドライバーとしては
かなり忘れられたところに
復帰です!笑
新興チームのHRTから
終盤3戦に出場。
しかし、マシン戦闘力は
全チーム内最下位だけあって、
ビリ争いで終わりました。
ただし、チームメイト争いでは
勝つなど頑張りました。
後に日本のスーパーGTに
出場したり、F1から離れても
レース活動を続けています。
レッドブルお抱えドライバーに
なったことからやはり才能
豊富なドライバーだと思うんです。
しかし、早熟でしたね。
F1に来るまでに
もうワンカテゴリーを踏めば
結果は違ったかもしれません。
とはいえ、そうするとF1には
来ていないかもしれない。
やはりタイミングが重要
なんですよね。
結果を出してもF1シートに
空きがなくて、進出が
出来なかったドライバーも
たくさんいます。
そういう意味ではレッドブルに
在籍して、支援を受けていて、
F1チームまで持ったことから
シートが出来たといえます。
もちろんシートを得てからも
結果を残さないといけない。
特に結果にはシビアな
レッドブルだけに、
もう少し乗せていたら、
後の展開も変化が
あったと思います。
F1返り咲きは難しいですが、
日本のレースには
返り咲いてほしい
ドライバーの一人です。
今回は
クリスチャン・クリエンを
取り上げてみました!