今日は本当に嬉しい連絡がありました。
私の尊敬する大切な友人の話です。
3年前に、肝臓ガンが見つかり、同時に「余命半年」の宣告。
腕や肩の痛みがひどいと言い、何気なく病院に行ったのですが、突然、「余命半年」の宣告。
一瞬、頭が真っ白になったそうです。当然です。
でも、彼女は気持ちを切り替え、「私は絶対にガンで死なない」と決意。
吐き気を伴い、髪の毛が抜け落ちると言われる抗がん剤治療の闘病生活が始まりました。
周囲の皆が、カツラを用意したり、抗ガン作用のある食べ物や飲み物を探し回り、病が治るようにと、ありとあらゆる物を
用意し、出来る事は何でもしました。
しかし、その後、ガンが肺に転移。
医師もホスピスを勧め、私もご主人も周囲も、愕然としました。
結局、残りの余生を自宅で過ごす事を勧められ、自宅に戻り、悪化しては再び病院へ戻るという
入退院の繰り返しとなりました。
抗ガン剤も効かなくなり、為すすべがない。
体重も減少し、話す言葉にも力が入らず、顔色も悪い、ベッドの上でも動けない。
でも、それでも彼女は、「私は絶対にガンで死なない」と言い続けていました。
私も出勤前の早朝、仕事帰りに何度も病院に足を運び、ありったけの励ましを送り続けました。
仕事中も、いつ訃報の連絡が入るかと、不安な思いで、びくびくしながら仕事をしていた事も数知れず。
本当に祈るような思いで、彼女のガン消滅と健康を願い続けました。
でも、そんな願いをよそに、リンパへの転移の連絡・・・
ご家族も私も、さすがに、もう駄目かもしれないと希望を失い、あきらめかけました。
それでも、尚、「私はガンでは死なないと決めたから絶対に大丈夫」と言い続け、私は逆に何度も彼女から
勇気づけられ励まされました。
このような闘病生活が3年間。
その彼女から、今日、「検査の結果、体中の全てのガンが消えました。たった一つも、わずかのガンも
残っておらず、全てのガンが消えたんです・・」という連絡を頂いたのです。
耳を疑いました。
医師も首をかしげたそうです。医学では解明できない友人の生命力に驚いたそうです。
この報告を聞いて、本当に感動しました。
あきらめない気持ちや強い生命力のすごさを間近で数年間、見させて頂き、本当に勇気をもらいました。
ともすると、ここまで頑張ったのだからと、諦めかけてしまうのが人間です。
「人間として生を受ける事は非常にまれで、一日でも長く生きる事はすごい事なのである」とは、先人の言葉。
私も経験者ですが、病は一進一退を繰り返すものです。
希望や生命力を持つ事が人間の底力を奮い立たせるものだと改めて実感しました。
単に長く生きればいいと言うものでもありません。短命であっても凝縮した人生も沢山あります。
でも、一日でも長く生きるという事の本当の意味を頭ではなく、心で教えられたような気がします。
「人間の真価は、最も大変な時に見えるものだ」とは、哲学者の言葉。
彼女に比べたら、まだまだ弱い、情けない自分。
まことの時に、真の生命力を湧き出させるもっともっと強い人間になりたいと思いました。
そして、自分の人生を通して、たった一人でも、薄っぺらな言葉ではなく、深い感動を
身をもって与えられるような自分になりたいと思いました。
感動、感謝の思いと共に、改めて自分に言い聞かせる一日となりました。