「ベースに戻るだけなんだ。」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「ベースに戻るだけなんだ。」

 
予測した事が全てその通りにならないこともあるのが経営である。
ならない理由は様々である。内部の問題、外部の問題もあるだろうし、計画の中身が甘い場合もあるだろう。・・・現況、将来の状況を鑑みて難しいと判断したのならば、変更することも、取りやめてしまう事も必要な措置である。それを見栄や世間体やプライドで、ごり押しする必要性は全くないのである。
 経営の基本は企業の健全なる継続である。継続の危機が訪れるよな状況を、元のプランで進める事によって生じるのであれば、そのリスクは早期に回避する事が是である。その事は、決して引くことではないと僕は思う。ただ、一度ベース(オリジナル)に戻っただけのことである。また、そこから始めれば良いのである。
 だからこそ早期の判断をした上での決断が経営陣に求められるのである。

判断と決断のスピードは経営者にとって、もっとも重要な資質である。

 パナソニックの創業者、松下翁語録に、水を張ったバケツに炭を入れると、その炭で水が濁る、元の様に綺麗な水にするためには、どうしたら良いかと当時の社員に問うたそうだ、社員は、皆それぞれ考えて、更に水を足していくと、何杯目かに水が完全に入れ替わって綺麗になるでしょうと答えた
。松下翁は捨てるんじゃよ。そして水を入れれば一杯で綺麗になるよ。・・・人間は、なかなか一度やり始めた事を途中で止める、元に戻る事が出来ないみたいだ。・・・ただ、元(ベース)に戻るだけなのにね。