「外道にびっくり~太公望に!」②
昼食後、竿に餌を付けての再開です。「よしっ!!」皆に気合が入ります。イサキの大物目指して、仕掛けを投入です。
・・・
それにしても、全くの無風状態です。ベタ凪状態の海面に浮かぶ漁船は水を張ったタライの中のおもちゃを見ているようで全く微動だにしません。
陽射しも雲の間から”ジリッジリ”と身体を覆った服や帽子やタオルや靴の隙間を縫って露出した部分を容赦なく照らします。気が付いたら赤く焦げた様になっていました。
昼食後、満腹感と共に眠気が襲ってきて”ぼっー”として船べりに腰をかけてしまいました。
”ぼっー”とした頭で竿先をぼんやりと眺めていると船先の方で大きな声がします。船頭が駆けつけると、クライアントの専務の竿が弓の弧を描くように曲がっています。イサキではない様です。船頭が声をかけます。ゆっくり、ゆっくり、緩めて、巻きあげて、・・・しばしの格闘後、海面に姿を現したのは大きなタイ(真鯛)でした。・・・
「すっごぃ!!」 タモに入れられたタイは40㎝はあります。・・・満足そうな専務、。皆、秘かに心に誓いました。「次は自分だ!」・・・暫くは誰もが無口になり。、竿をしゃくり、電動リールのスタートボタンを押して、巻き上げます。上がってくるのはイサキばかりです。・・・なぜか本命のイサキ釣りが、外道狙いになってしまったような雰囲気です。・・・そんな時です。僕の竿がいきなり海中に持っていかれそうになりました。
慌ててしゃくり、電動リールのスタートボタンを押します。それにしても強い曳きです。尋常ではありません。船頭が大きな声でストップボタンを押せと叫んでいます。
慌ててスイッチを押し、停止させ、ゆっくりとじっくりと少しずつリールを手動で巻き上げながらの格闘です。10分程度すると、巨体(・・・そんな大げさな)が海の中から上がって来ました。「うっわぁ!!」皆「すっごい!!」僕「ウエェッ!!」「皆「すげっぇ!!」
丸々と太った鯛です。ちょっと放心状態な僕です。
・・・タモに入った魚は、先ほど専務が釣り上げた鯛のひと回り以上大きな、鯛でした。・・・僕は一気に力が抜け、放心状態です。満足を越えた先には心地よい脱力感と大いなる幸福感が残りました。
その後の事は、あまり良く覚えていません。・・・港までの2時間は船室で横になって寝ていました。
釣果です。イサキは5人で170から180匹です。
これでも少ない方だと言う事です。釣れる時は300を越えるとか?凄いです!
外道はT社長がカワハギを2匹、T支配人がサンバソウ(石鯛の子)を一匹、S支配人はイサキの30㎝を越える大物を釣り上げ、O専務が40㎝級の鯛、そして僕が70㎝の大物の鯛を釣り上げたのです。
左がO専務、右が僕です。同じ鯛でも大きさ違うでしょう!(しかし二人と同じ年の50歳コンビです。)
大きさは歴然と違いますね。ちょっと誇らしげです。
初めての大物です。「オッ!重いです。」真っ赤に焼けた顔も嬉しくて、。えへっ、。
本命のイサキ釣りが外道の鯛に踊らされてしまいました。70㎝、7㎏を越える大物
です。初めての体験にこれからの釣りがどんなものでもつまらなくなってしまうのか?はたまた、マグロを狙う事になるのか?それとも満足を越え、陸釣りに専念か?・・・微妙だなぁ?でも、久しぶりの興奮する出来事でした。T社長誘って頂きまして本当に有難うございます。心から楽しめました。
左が船頭です。本当に感謝です。釣る事が出来たのも船頭の巧みな指導があったからです。
太公望・・・これを機会に本物の釣り好きになるかしら? ・・・しかし、今の時期のイサキは美味しいですよ、塩焼き、煮付け、刺身、吸い物、ムニエル、唐揚げと何でもいけます。
鯛? もちろん頂きました。皆で食べても食べ切れなーい、凄ーい量でした。
ブログテーマもまんざら、大げさでもないでしょう? 「外道にびっくり~太公望に!」






