「ニューヨークストーリー~美術館めぐり⑥」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

ニューヨークストーリー~美術館めぐり⑥」 (2/16)



 歩きました。凄く歩きました。この事が最終日にひどい事になるとは夢にもこの時点 では思ってもみなかったですね。・・・本日もホテルの近くのファーストフード店で朝食を食べて、美術館巡りへと歩み出すことにしました。最初の目的地はセントラルパークの中ほどに位置する”グッゲンハイム美術館”です。アメリカンアベニューから5番街へと1ブロック移動して、ひたすら歩きます。途中から左にセントラルパーク沿いにこれまた、ひたすら歩きます。今日に限って寒い!凄く寒いのです。天気は良いのですが、その分、放射冷却で凄く冷えてるのです。多分、零下3~5度位じゃないかと思います。兎に角、全てが寒いです。斬れる感じですね。顔が強張り、目蓋を開け閉めするのも容易ではありません。二人は寡黙になって目指します。1時間は歩いたでしょうか。左側にメトロポリタン美術館が見えてきました。もう直ぐです。そこから更に5分程、歩いたところの右側に”グッゲンハイム美術館”がありました。



 $15-の入場料を払って、館内に入ります。いきなりホールの真ん中に1Fから5Fまでの吹き抜けの空間に自動車に矢を突き刺したような前衛的なアートが展示されていました。



 らせん状の緩やかなスロープを1Fから順に登っていくと、先ずは身体中に矢が刺さったトラの群れ、次は狼の群れ、剥製ではなく、全てが作品として作られたものです。一頭、一頭の個々の表情と姿態が訴えています。見事な感情表現です。また,それぞれのフロアーには印象派を始めとして、ピカソ、ロートレック、マン・レイ、ドガなどの作品が展示されていました。特にゴッホの作品(雪・・・何とか?)には惹かれました。・・・時計を見ると12時を過ぎています。次の予定はネイル・サイモンシアターでのミュージカル”ヘアースプレー”の観劇です。急がなければいけません。タクシーを拾い、ブロードウェィに向います。~