「ニューヨークストーリー~アメリカ事情④」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「ニューヨークストーリー~アメリカ事情&アウトレットへいざ行かん!④」(2/15)


        このビルの傍のオフィスを訪ねた。


 朝食後、セントラルパークを散歩した後、約束の時間に日本屈指の邦銀、ニューヨーク支店を訪ねる。厳重なセキュリティの中、パスポートの提示とアポの確認をされた後、14Fのオフィスに通された。そこで秘書の方同席でバイスプレジデントの方と将来的なアメリカでのビジネスの展開の事でアドバイスを頂く、ついでに昨今、世界中を騒がしているサブプライムローン問題とアメリカの実情について話を伺う。


 今回の旅は僕のコンサル先の会社のT社長さんとの二人旅である。クライアントというよりは公私に渡って信頼関係を構築出来ている間柄だ。趣味、嗜好も共通していて、お互いが役員を務めるバイオベンチャーの仕事の打ち合わせも兼ねてだが、しっかり楽しむ事も忘れてはいない。朝一番のアポはその仕事の調査でもある。

 T社長の勉強熱心さにはいつも驚かされる。今回も質問事項を手帳にびっしりと書いてきている。相手の方も質問の鋭さゆえに、熱心に答えてくれた。サブプライムは実質的に家を失う、取り上げられる事はそれほど起きていないと言う。それよりも、保障会社のモノラインの格付けが下がる事の方が世界的に脅威の懸念が高いと言う。まぁ、確かにそうだろう。サブプライム以外の保障を沢山しているのだから、他の信用も低下する事になるだろう。・・・楽観的には政府(ホワイトハウス)が何とかそこまでは持込まないようにするのではないかという現在での予測である。

 担当の方に別れを告げ、バスセンター(Port Authority Bus Terminal )に向う。ニューヨーク最大のアウトレット(ウッドベリーコモン)に向う為だ。



 まるで迷路の様なバスセンター、しっかり乗り場を確認する事が大事です。


 このバスセンターは巨大だ。400近くのバス乗り場がある。近郊からロサンゼルスやカナダまでのバスが出ているのだ。ウッドベリーコモンまでのチケットは往復で$39-である。アウトレットでの割り引きクーポンが付いてるし、また、現地のインフォメーションセンターにてチケットを見せると、各店舗で使える割引クーポン帳をくれる。

 ショートラインの112番乗り場から出発、マンハッタンから長いトンネルを抜けるとニュージャージーである。因みに右側に座っていると摩天楼を車窓から望める事が出来る。運転手は大変愛想が良くて、定期バスなのにペラペラと観光案内をしてくれる。約1時間で到着。遠くに山々を望む事が出来る、何も無い殺風景な場所にモールが広がっている。


残雪残る、アウトレットモール、インフォメーションで地図を貰う事を忘れないように。

 

 お馴染のヨーロッパブランドからラルフ・ローレンやTUMIなどのブランドが並んでいる。良いものは高くはないが安くはない。しかし、時たま、めちゃ安商品がある。でも、欲しくならないものかなぁ?・・・ピタリはまれば超格安お得なものもある。帰りは金曜日の夕方のラッシュに合い、2時間近く掛かってしまった。

 さぁ、急いでリンカーンセンターに向わないと・・オペラ観劇が間に合わないぞ!!