「集中と分散」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「集中と分散」


 昨日(1月29日)は長谷川塾(福岡でIPOを目指す企業の社長の勉強会)に出席し、各社の近況報告へのコメントと講演を行いました。参加者は少人数ながらエネルギーレベルの高い方々ばかりでした。

 今回の講演もアクセル全開、エネルギーの放出もマキシマム。・・・心地よい疲れです。お風呂でリラックスしたし、ゆっくり眠れそうです。



 さて、経営者たるもの何が一番重要かと言うと、常に判断と決断をしなければならないことですね。という事は常にリスクが伴います。そのリスクから逃げない事、又は、そのリスクを回避する方法を講じる術を知っていること。もし、リスクが生じた時に被害を最小限に抑えるべき措置が講じられること。最悪にして大きなダメージを受ける事になったとしても、その状態から立ち直る事が出来る不屈の精神力を有しているかということです。・・・経営者は大変です。

 経営者としての覚悟が必要なのです。他責にしない。逃げない事。臨機応変に対応できる事。その為に常に勉強、幅広い人間関係の構築、もしものときにホワイトナイトをかって出る人脈を有している事も必要です。・・・いやはや大変です。

 その大変さを乗り切る源(モチベーション)はいったい何なんでしょうか?・・”欲”=

お金・名誉・地位・権限、・・・色々有るでしょう。確かに”欲”も必要です。向上心の源でもありますね。僕はその”欲”が決して悪いとは思いません。CSR(社会的責任)・大義名分・株主責任・社員満足度・お客様に喜んで貰う事・・・きりがありませんね。

 僕は、経営者が最初にイメージした事なんじゃないかと思います。「こうなりたい!」

「こんなことしたい!」と思った事を達成する為の貪欲な追求なのですね。だからこそ、そこが曖昧だと不安定な状況となりビジョンの達成は難しいでしょう。もちろん、忘れるなんてもっての外です。時々でも駄目です。その最初の思いを消してはならないのです。

 もしかしたら中にはよからぬ事を考えている人もいるかも知れません。まぁ、その時は最初、上手くいったとしても、最終的にはおかしな事になる運命だと思います。

でも、遣り続けるなかで、軌道修正は出来ます。

 

 あくなき”思い”への挑戦ですね。だから、エネルギーを一気に放出してしまった後が続かない事なんてならないようにして欲しいものです。

 緊張と緩和・オンとオフ・明と暗、そうです、集中と分散が大事です。・・・5時間に亘った勉強会も、最後の懇親会で皆様、充分にリラックスされたでしょうか?



 経営者の皆さまへ、頑張る事は良いことです。過ぎればバランスを崩します。肉体と精神のバランスも経営もです。 良い集中の為には良い分散(リラックス)をしましょうね。