「必用な時に必用な物がない。~事前の準備を怠るな!!」 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「必用な時に必用な物がない。~事前の準備を怠るな!!」


この頃、良くある事です。そう、忘れ物です。それも必用な物をね。

 僕は仕事柄、幾つかのID(身分証)を持っている。航空会社・大学・放送局と、特に放送局への出入りの際は必ず必要となる。ないと部屋から部屋への移動、スタジオへの移動が出来ない。IDがドアのキー(鍵)になっているのです。  

他の所への入退出にも、いちいち記録を残す為に記入しなければならない。企業の安全管理に於いては必用な措置である。だから、忘れてはいけないのだ。

でも、忘れてしまうのです。この頃ね、歳だと言う事は分かっている。注意力が散漫に成っているのだろうし、記憶を掌る脳の部分が退化しているのかもしれない。自分で認めたくはない。迂闊だと笑い飛ばすには多すぎる。・・・

この忘れると言う行為を防ぐ事が出来るのですね。そうです。事前に準備すれば何も問題は無いのです。


 僕はマイクロソフトのアウトルックをスケジュールとして使っている。レギュラー
(予め日付が決まっている)の仕事は一年先まで入力されている。もちろん、ノートP/Cを確認する為、いちいち立ち上げるのは時間も掛り面倒なので月毎にプリントアップしてフォルダーにファイリングしているのだ。それをみれば一目瞭然だし、緊急で新しい仕事が入れば、ペンで直接記入する。それを再度入力しプリントアップし差し替えするのだ。オフィシャルな仕事は会社として株式会社アイキューブドシステムズiShareOne(アイシェアワン) というグループウェアーを利用している。スケジューリングやスタッフの日報や情報共有の為の掲示板やその他、コミュニケーションツールとしての機能が満載であるし、非常に使いやすい。

 スタッフの秘書(小林嬢) のページを開くと新しいスケジュール業務の内容が確認出来るのだ。また、急ぐ場合は携帯メール、もっと急ぐ場合は直接的に電話が入る。それだけ”しくみ”が出来ているのになぜ、忘れるのか? それは僕の怠慢なのです。ちょっと前までは(うぅん、2~3年前までかなぁ?)は出かける際に気付いた。また、気付いた時に用意が出来ていた。でも、今は忘れてしまう。・・・

だから、事前の準備なのです。寝る前にスケジュールを確認して明日の行動予定をイメージして必要な物を準備する。これさえしっかりやれば問題ないのです。もし、行動予定のイメージ力が弱まってくれば、必用な物を書き出しておけば良いのです。もし、スケジュールを見る事さえ忘れてしまうのなら、目に付くとこにスケジュールを見ろ!と張り出して置けば良いのです。もし、それさえ忘れてしまうのなら一つのカバンに全ての物を入れておけば良いのです。もし、カバンを忘れてしまうのなら、もう辞めましょう。どこか暖かいところでボッーとしてれば良いのです。しかし、必用な事は適度な緊張感かもしれませんね。・・・自分を忘れる事だけは無いようにしないと・・・