成人の日に思う事 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

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出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「成人の日に思う事」


 とても天気の良い日である。 福岡の空は青く何処までも抜けている。この透明感は寒風と相まって清清しさを感じる。



・・・僕の成人の日は天気は如何だったか?・・・覚えていない。でも、切ない惨めさを抱いていたなぁ。その頃の身分は専門学校生だったが、海外に行く為に肉体労働で汗を流していたなぁ。お金を貯める為に、最低限の生活を維持していた。その日(成人の日)は一人アパートで寒さに震えながら縮こまっていた。実家の福岡の家にも、東京のアパートにも成人の日の招待状は来なかった。引越しを重ねたからなのか、原因は分からないが・・・そんな、些細な事で惨めな気持ちに落ち込んでいた様な気がする。華やかな艶姿の女性や友人達と高らかに談笑するテレビからの光景を見て、「どうせ俺は・・・」何て、捻くれていた。・・・その日の天気は良かったのか?

思い出せない。 何もなかった時代、海外に行く為だけに働いていた時代。・・・悔しさや、惨めさや、切なさだけに酔いしれていた時代。それもまた、気持ちが良かったのかもしれない。・・・成人の日、素晴らしい天気だ。気持ちの良い日だ。これから歩む人生の中でこの日の様な良い天気ばかりは続かない。むしろ稀だと思う。曇りだろうが雨だろうが嵐だろうが、、負けないで欲しい。どんな天気もいつまでも続きはしないのだ。また、人は努力と知恵と工夫によって防ぐ手段も覚えるものだ。

 あの日の天気は如何だったのかなぁ?・・・ そんな事は如何でも良い様に思える。

今日が最高の天気だから・・・