本当の格好良さとは・・・ | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「本当の格好良さとは・・・」

 自分をさらけ出す事は難しい。体面もあるだろうし、それ以上にプライドもあるだろう。また、さらけ出す必要性(意味)があるかという別の観点での問題もある。もっと言えば、”素”の自分が判らなくなっている事もあるのじゃないかなぁ?
 孤立無援で誰とも接触せずに生きている人は稀だろう。仕事、学校、隣近所、地縁血縁で必ず人との付き合いはある。全てを放棄して生活するのはとても難しい。
 最新作のウイル・スミスの映画「アイ・アム・レジェンド 」の様に変異したウイルスの影響で66億人の人類が滅亡した後の地球最後の男の様にならない限り、必ず”人”との接触はある筈である。・・・話が横道にそれてしまったが、一緒に目的に向かって行く会社のスタッフや信頼できる友人の仲間内では素直な自分を出して欲しいと思っている。もちろん、僕の持論であるので、異論はあると思うが、僕は”そう”思っている。
 先ず、正直であって欲しい、出来ない自分で良いじゃないか。それを自分で認めるべきだよ。認めて少しでも努力していくべきだよ。出来ない事を出来るふりをすることほど、格好悪い事はないよ。出来なくても頑張ってる姿の方が格好良いと思うよ。
今の自分の姿を見つめてごらん。出来ない事がいっぱいで悔しくて悲しくて居た堪れないかもしれない。でも、出来るふりして格好だけつけてても、直ぐに見抜かれてしまうよ。外に対するポーズとは違うんだ。一緒に頑張って行く仲間であれば素直に見せて欲しい。無理に飾る必要はないよ。出来ないのは“今”なんだからね。出来る様に指導もするし、応援もするよ。もちろん方法論も教えるよ。でも、ごまかす人間には何もしたくないんだ!! 本当の意味で格好良くなってくれよ! 負けるとわかってても最後まで我武者羅に走り抜ける人の先にこそ、可能性がある気がするんだ。
ただ、あくまでも僕の個人的な考えだからね。時と場合によってはポーズもブラフも必要な時もあるかもしれないし、自分や家族や会社を守るための詭弁もあるかもしれない。 ただ、僕は一緒にやっていく仲間なら今の状況を素直にさらけ出して欲しいんだ。スタート地点や折り返し地点がはっきりしないとゴールも見えないよ。砕けそうなくらい弱ってしまったのなら「頑張れとは言わない。」、頑張れる方法を教えてあげたいんだ。 明日は元気に顔見せてね。