「近所を散歩」
僕の福岡の自宅マンションは中心街の天神から地下鉄で二駅の市民の憩いの場(福岡のセントラルパークと呼ばれる)大濠公園と桜と紅葉の名所、西公園に挟まれたマンションが立ち並ぶ中の一つである。
一ヶ月に東京と福岡とその他を三分の一ずつ移動する日常の中で、僕の近所への係わりは、コンビニ、食事、飲むという位で周囲を精々歩いて5分以内の範囲と狭く、殆どが日が暮れてからの行動となっている。 昨日(11月25日)はラジオ(RKBラジオ「こだわりハーフタイム 」)のスタジオ入りまで時間が合ったので、ちょっと散歩に出てみた。
青く晴れ渡る冬の日は気持ち良い。眩しい太陽の光が僕の背中を暖めてくれるし、きりっと冷えた空気が頭を爽快に保ってくれる。 その中を歩いてみた。 マンションの立ち並ぶ前の道と国道の間に細い路地があり、長屋が続く一角がある。 ここだけが取り残されたようだ・・・そうではなく、周りが無用な無粋な発展と言う名の変化があったのだ。どちらがいいものなのか? 僕には答えられない。 開発いう名の「詭弁」の建物に住んでいるのだから。
暫く進むと大型のマンションの横の道に銭湯がある。 福岡は他の大都市と比べて居住費が安く、1LDKのマンションが4万円前後で住む事が出来るので風呂無しのアパートに住む人々が少ないのだ。 その中に銭湯が・・・今度、久しぶりに入ってみようかなぁ、しかし、勇気いるなぁ。
その先が、唐人町商店街と続く、アーケードの中にはキムチ、チジミ、豚足を売る韓国料理の露天があったり、個店での魚屋や八百屋等が並ぶ。 安くて新鮮で人の情けを感じる事の出来る場所である。 僕は人気のない、店仕舞したあとのひっそりとしたこの商店街を歩くのが好きだ。
街は変化する。時代の中の変化、季節の変化、経済の中の変化と様々な変化がある。 変わった姿だけを見るのではなく、その前を見る事も大事だと思う。 だから、僕は散歩にでた。 冬空の晴れた日の気持ちの良い日に歩いてみた。僕の目に焼きついた街の情景は今を覚えている。 未来の僕が同じ場所を歩いたときに懐かしさを覚えるために今、僕は歩いたのだ。
駐車場が目立つ、商店街の一角、ここにもマンションが建つのだろうか?
