原理・原則 | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

「原理・原則」

 

昨日(19日)は大阪で銀行さん主催の講演でした。講演時間は1時間15分です。僕の講演の体内時間は90分間が標準に設定されているみたいで,ちょっと話足りなかったのですが、懇親会の最後に簡単なスピーチを振っていただいたので、何とかトータルで完結できました。 

懇親会のテーブルでは僕のお隣が某大手住宅メーカの顧問の方でした。 この方はその会社で副社長まで勤められた方でなかなか普通は気安くお話できる立場ではないのですが、今日はお隣という事もあって色々とお話させて頂きました。その中で、どこの企業も原理原則は同じだなぁとあらためて実感です。「明るく・元気・スピード・集中・継続・諦めない・言い訳しない~」 言葉の違いはあっても内容に差異はありません。 

会社が成長するのは、社員一人一人の成長の結集です。誰か一人だけの力ではないのです。ここを勘違いして俺が創業者だから俺のものだと、公私混同したりするとおかしくなります。偉い社長になるのではなく立派なトップになって欲しいと誰もが思っています。会社を大きく=立派に成長させていく為には組織力が必要です。会社を駄目にするのは社長一人で簡単になります。良くするのは総合力、悪くなるのは単独です。 

創業と経営は大きく違います。ある意味創業は簡単です。誰でも直ぐに出来ます。現在では1円出資して株式会社を設立出来ます。 会社を作る事は簡単です。 運転資金があれば続く限り社長業は続けられます。 難しいのは売上を上げ、利益を上げ、継続して向上していく事です。ボーダーメンバー(役員)から社員に至るまで毎年、歳をとります。という事は,一人一人の環境が変るのです。結婚、子供が生まれ、家族が増える。その為には養っていく為の給与が増えていかなければなりません。 小さな会社も大きな会社も環境変化に伴う、プラス変化が必要なのです。売上拡大の為に製造業であれば設備投資も必要です。サービス業であっても拠点拡大の為の支店展開が必用になってきます。また、お客様のニーズの変化もあります。 変化を怖れる、変らぬ事を良しする風土を続ける事は企業にとっては死滅を意味する事になるのです。だから、企業の存続は利益を出し続ける事が必用なのです。資金繰りだけで耐えて行くことは出来ません。いつかTHE END.を迎えます。 借入金で給与を払う体質からの脱却を急ぐべきです。

借入金は未来の為の投資であるべきです。事業拡大や生産性向上の為の前向きな投資であるべきです。 配当も出来ない、社員の給与も上らない会社の社長が会社の金で高級車を乗り回し、料亭で飲みまくり、ゴルフでコースを歩き回る事は、しっかり儲かってやるべきです。 一番我慢しなければいけないのもトップの責任です。

権限も一番なら責任も一番です。責任だけ社員、権限だけ自分では誰も納得出来ません。


主催者の銀行の役員のAさんから頂きました本熱湯経営”

大組織病」に勝つ 樋口武男氏の著作です。 私のお隣に座った方の会社の会長さんがお書きになった本です。

帰りの新幹線の中で読ませていただきました。 僕自身が前職で学んだ事と基本的には一緒です。 その中に「S・A・N・A・G・I」というフレーズがあります。これはS=スピーディーに、A=明るく、N=逃げず、A=あきらめずに、G=ごまかさず、I=言い訳せずです。企業の変革の時期に「”さなぎ”からのスタート」してこの言葉を当てはめたものと書かれています。古い組織から新しい組織への脱皮の時である。・・・まさに変化を怖れるのではなく積極的に変ろう!! と社員に呼びかけたのです。・・・

もう一つ印象的な言葉として「魚は頭から腐る」説明しなくても分かりますよね。

昨今の不祥事の殆んどは頭(トップ)から腐っているみたいですね。 企業の不祥事は間違った利益追求に走り、また、問題発覚後も自己保身の為に偽り続ける事により、再起を図る事が手遅れになっているのです。 偉くなる事は贅沢に振舞う事ではない。常に正直に己の基本を忘れぬ事である。

ただ、大きくなって独活の大木になるのでなく、いつまでも尊敬される謙虚な人であって欲しい。僕を含めて世の中の社長さんへ、 上を見て生きろ、下をみて暮らせ」

志は常に高く持て、生活は慎ましやかにを忘れるな! 開高 健先生の言葉を僕は心に刻みます。