創業魂!! | 「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

「バックパッカーがH・Ⅰ・Sの役員になった奇跡」小さな会社の未来の創り方

出来ない事はやらないことだとHIS創業者「澤田秀雄」氏から学んだ。ベンチャー魂と自ら経験した多くの失敗が成長の奇跡を創る。伝える事よりも伝わること!直ぐに実践したくなる、熱き魂に触れてください。

13日の火曜日は岡山県、(財)岡山県産業振興財団、(財)岡山総合展示場主催のベンチャープラザ岡山 2007で記念講演を行って来ました。 対象者はベンチャー企業の経営者&地元の学生さんが来られていました。

ちょうど、博多から新幹線で岡山に向かう車中で日経新聞をめくると、HISの澤田会長へのインタビューとして11月14日より損保業界に進出という記事がありました。

その記事を読むうちに澤田さんのビジネスへの挑戦する強いエネルギーを思い出しました。 未来に向かう澤田さんは凄いエネルギーを放出します。 二十数年前に始めて澤田さんにお会いして会社の将来像を語る姿に強い力を感じ、そのエネルギーが全身から放出されオーラとなって溢れ出ていたのです。 そのオーラに引かれたのが入社するきっかけとなりました。 澤田さんは未来を語るときはいつでも、目をキラキラと輝かせ体全体で語ります。その話を聞くと周りのものは思わず引き込まれます。損保業界への進出はその流れなんですね。ご成功を心よりお祈りいたします。

・・・コンベックス岡山の会場の壇上に上がりマイクを手にして話し始めたとたん澤田さんの創業者魂が脳裏に浮かび上がりました。 志を強く持て! 決して諦めるな! 強い願望(こうなりたい!、こうしたいという思い)が大きな未来へのエネルギーになるのだ! 日々向上心=今よりも良くなりたいという思い。それを持ち続ける原動力が情熱である。

ベンチャー企業のスタートは厳しいものである。給与、休みというものをあまり考えずにやってきた。 今よりもよくなること未来のビジョン(夢)に向かって突き進んできた。 社員のモチベーションは待遇ではなく未来の夢を皆で達成させることだった。

何も無いからこそ望むものが無限にあった。何も無いからこそ一つ一つ増えていく物に対して感謝することが出来た。何も知らないからこそ学習して覚えて身につけていくことが無限にあった。何も知らないからこそ一つ一つ知ることによって知識が増えること、出来るものが増えることが嬉しかった。 僕たちは出来ないものがたくさんあったからこそやることにより多くのことが出来るようになった。

いきなりベストは出来ないものだ。ベストを目指してグッドグッドの積み重ねで出来るようになるものなんだ。 身をもって体験してきた。 だからこそ言える。だからこそ語れる。 誰にでもチャンスはあるのだ。目の前のチャンスに出会ったときにすぐさまキャッチできる様にコツコツとやる続けるのだ。これこそがまさに創業魂なのだ。

この思いがスタートをきり、最初の夢の達成を促す大きな原動力となる。・・・

 その次のセカンドステージは戦術を駆使することが必要となり、その次に戦略を立て、戦術を駆使しなければならない。ここ迄は、ある意味勢いと人間力で達成できる。次がサードステージで本格的な経営手法が求められることになる。 

先ずベンチャー企業はファーストステージをやり遂げることだ! 逃げるな!!

うまくいかない事の片方に上手くいく方法が隠されているのだ!! 前に進め!!