「ハワイの甘い風」
ハワイの話をする時に、いつも僕は必ずといってよいほど「甘い風」の話をする。
風が甘い? もちろん風だから味覚的に甘いわけはないけど、そよぐ風は甘く感じてしまう。
太平洋上の南の島であるホノルルのオアフは高層ビルが立ち並びハイウェィもある大都会だ。
でも、ビーチサイドは水着姿で溢れカラカウア通りにはアロハシャツに短パンの人々が闊歩する。
まさにリゾート天国である。 ヤシの木、ブーゲンビリアにハイビスカスと南国のカラフルな植生と青い空に白い雲、割と乾燥した空気の為、海の近くでも魚臭さは無い! 独特の潮の匂いはない。
(また、これも良いもので、そこで逞しく生きる海の男たちの人生を感じる・・・まさに演歌の世界はない!!)
というものが複合的に重なり風が甘く感じる。でも忘れていけない一番の要素は「時間の概念」である。ゆっくりと
のんびりと時間が経つように感じるのである。 それはリゾート故の観光客気分もあるだろう。それよりも昔から
現地に住まうネイティブの人々から脈々と伝わる「どうにかなるさ」的、良い意味でのアバウト感なのか。それが「ゆとり」を生み出しているのかもしれない。彼らの声が聞こえる。「焦らなくて良いさ。焦っても意味ないさ。」 風に乗って聞こえる。 「ゆとり」の空気感こそ「甘い風」に変わる。 僕はこのハワイの甘い風が好きだ。
福岡の大濠公園前で昭和通り沿いにある「Kona Cafe」は甘い風を感じることが出来る。 サーファーである夫婦がオーナーで、店の雰囲気はハワイ島の現地のカフェの様である。メニューもロコモコに始まるハワイアン。 音楽もハワイサウンド。まさにハワイの風が吹いているお店なのだ。 僕は週に一回は一人で羽を休ませている。移動の疲れ、仕事の疲れ、遊びの疲れを一人で癒している。 店は内装や音楽や食で決まるものではない。そこにいる「人」が一番大事だと思う。 マスターは真っ黒に日焼けした心優しき海の男である。また、そこに集う人々も同様である。 マスターとママと可愛い息子さんの迎える店は柔かな温かい「甘い風」が吹いている。 二人の飾らないナチュラルな生き方が「ゆとり」が生み出している。
また、来週!! 「アロハ!!」 「Kona Cafe]は福岡市中央区荒戸2-1-12 ℡092-752-1237です。
