新田神社(鹿児島県) | yampoo 御朱印集めの旅 

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薩摩国のもうひとつの一之宮は薩摩川内市に鎮座されている新田神社です。

薩摩川内市はもともとは単なる川内(せんだい)市だったのですが、平成の大合併のときに周辺の市や町と一緒になって、現在の市名となりました。頭に「薩摩」と付けたのは、おそらく宮城県の仙台市と区別するためという理由もあったかと思われます。鹿児島で流れているテレビニュースのなかで、仙台市を話題にする場合は「東北仙台」とアナウンサーがわざわざ言っていた記憶があります。

 

霧島に降臨された瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、現在の鹿児島県南さつま市の笠沙宮に移り、その後、海路東シナ海を北上して川内の地に来ました。そして、この地に立派な宮殿(高殿)を築き、それを「千台」と呼んでいたそうです。川内の地名の由来はこの千台からきています。

ほとんど山ばかりの薩摩にあって川内は割と開けた土地で、古くはここに薩摩の国府があったようです。新田神社の新田とは瓊瓊杵尊が川内川から水をひいて新しく田んぼをつくったという伝説によるものです。

 

新田神社は神亀山という亀の形をした山の上にあります。ですので、結構な階段を登らなければなりません。

拝殿に着くと、赤ちゃんのお宮参りをしている家族が何組かいました。神社ではよく見かける風景ですけど、少子化の問題があるなかで、微笑ましくて心が和むと同時に、赤ちゃんにとって明るい将来があればいいなぁと思います。