栄えある第一号は、筒井康隆さんの「時をかける少女」。
100ページほどの短い短編SF小説。
【あらすじ】
放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割る音がした。壊れた試験管の液体から漂う甘い香り。
この匂いを私は知っている、そう感じたとき、不意に意識を失い床に倒れてしまった。
そして目を覚ました周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々と起こる。
思春期の少女が体験した不思議な世界と、甘く切ない想い。
私たちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。
【感想】
実はこれを読むのは3度目でした。1回目は中学生の頃、2回目は大学生、そして今回が3回目。
同じ文章でも、自分の歳によって感じ方が違うんですね。
読後感としては「続きが読みたい」でした。
もちろん、続きなんてないんですが。
それくらいほんのり切なく、でもスッキリとした気持ちにさせてくれます。
ただ、驚いたのがこの本、初版が昭和51年なんですね。
今でもほとんどの書店に並んでいるところをみると、ずっと愛され続けている本なんだなと感じました。
ちなみに筒井康隆さんの作品では、個人的に「パプリカ」が面白かったです。
またいつの機会にご紹介を。
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