時をかける少女(筒井康隆) | やわらかな夜に読書を。

やわらかな夜に読書を。

おすすめ本の主に読書感想文です。


べー(・┰・)のブログ-時をかける少女(新装版)

栄えある第一号は、筒井康隆さんの「時をかける少女」。

100ページほどの短い短編SF小説。



【あらすじ】

放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割る音がした。壊れた試験管の液体から漂う甘い香り。

この匂いを私は知っている、そう感じたとき、不意に意識を失い床に倒れてしまった。

そして目を覚ました周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々と起こる。

思春期の少女が体験した不思議な世界と、甘く切ない想い。

私たちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。



【感想】

実はこれを読むのは3度目でした。1回目は中学生の頃、2回目は大学生、そして今回が3回目。

同じ文章でも、自分の歳によって感じ方が違うんですね。

読後感としては「続きが読みたい」でした。

もちろん、続きなんてないんですが。

それくらいほんのり切なく、でもスッキリとした気持ちにさせてくれます。

ただ、驚いたのがこの本、初版が昭和51年なんですね。

今でもほとんどの書店に並んでいるところをみると、ずっと愛され続けている本なんだなと感じました。


ちなみに筒井康隆さんの作品では、個人的に「パプリカ」が面白かったです。

またいつの機会にご紹介を。


時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)/角川書店
¥460
Amazon.co.jp