無力 ふと、何かの瞬間に。 閉じ込めていたものが溢れ出し。 気づけば涙が止まらなくなっている。 母が亡くなってからのことよりも、 亡くなるまでの約半年、 母が一番苦しかったであろう時間。 あの悪夢のような日々、 無力だった自分。 今でもあの頃が苦しい。 それはきっと、ずっと変わらない。