● ベートーベンの作曲した「エリーゼのために」を、もう一度よくみつめてみました。
こんにちは、美音♪みねピアノスクール 白井晴美です。
こちらのブログをたずねて頂きまして、ありがとうございます。
先日、「エリーゼのために」を演奏する機会があった事から、
もう一度この曲をよくみつめてみました。
長年、世界中の人々から愛される曲には、きっと何か「魅力」があるのですね。。.:*:・☆
20代後半から次第に耳が聴こえなくなったベートーベン……
音楽を志している身であればなお、まるで神様に見捨てられたような病……
遂に1802年、「ハイリゲンシュタットの遺書」を書き残し、自殺しようとします。
しかし、それを思いとどまり、
1804年頃からは、次々と力強い作品を作曲していくのです。
その底力には、改めて胸打たれます!!![]()
「エリーゼのために」が作曲されたのは、そのような時期で、
この曲が世に出たのは、ベートーベンの死後40年も経ってからだそうです。
今や、知らない人がいないほどの
人気の名曲ですね♪
一生を音楽に捧げ、独身を貫いたベートーベンにも、心惹かれた女性はいたようですし、
身分の格差のある結婚はできなかったこの時代、
何かしら胸に閉まった思いはあったように感じられますが、、、
皆さまは、どのように想像されますか?
いろいろなファンタジーを、自分なりにふくらませて、
子供の頃に弾いた時とは又違い、
今回、私はしみじみとこの曲を練習しました。
繰り返されるメロディに、わずかな変化をつけて工夫したり、
指番号も研究して、弾きやすい方法を取り入れたり、等々。
このような曲を、練習する時、
今でも私の土台となっているのは、
子育てをしながら、勉強を続けていた時にお世話になっていた、
ヴァレリア・セルヴァンスキー先生のレッスンです。
(1年に数回、来日されていました。
たくさんの日本人の方を指導された先生ですので、ご存知の方も多いと思います。)
長年に渡り、私は、何回も何回も、基本的な事からやり直しました。
音階、ツェルニー練習曲、
バッハの小品等々、
小学生が学ぶような内容を、
深く教えて頂きました。
そんな学びが、今でも私を支えてくれています。感謝、感謝<(_ _*)>
さて、こちらの短い動画は、
自宅でのスマホの撮影ですが、
曲の後半部分から少しどうぞ。
この曲の、すこし憂いのある、
やさしいメロディは、
何を語りかけているのでしょうね
・・☆・・・☆・・
私の様々な学びが、皆さまのレッスンの中に生かせるよう、いつも考えています。
受け取って下さる生徒の皆さま方にも、良い学びとなりますように~☆


