あなたは向こう側に渡ってしまった
あたしは早く車の流れがとまるのを待つけど
なかなか信号が変わらないの
あなたの姿は見えるのに
あたしはまだそっちに行けない・・・
「冬だなあ・・・」
机に突っ伏し、窓の向こう側の空を見上げながら俺は呟く。
「今日、天気あまりよくないわね。傘持ってきた?」
すぐ後ろから、彼女の事務的な声が聞こえる。
彼女はレポートのための参考書をまとめているところなので、どうやらそっちに神経が集中しているようだ。せっかく俺がセンチメンタルな気分に浸っているというのに。
「レポートって、いつ提出だっけ?」
「2週間後」
「まだまだ先じゃん。・・・なあ、もう冬だよ。雪の季節だよ」
「そりゃ、秋が終われば冬も来るわよ」
「そうじゃなくてさ。季節が移ろいゆくのって、何か切なくない?」
「そんなこと言ってないで、早めにレポート取りかかったら? いつもギリギリなんだから」
彼女の指摘に、俺は言葉に詰まる。
確かに俺は、締め切りまでのんびり構えて後で慌てるタイプだけど・・・。
ちっとも相手にされないので、開き直った俺はひとりで空を見上げる。
3階の講義室から見える世界に存在するのは、曇り空と、すっかり葉の落ちた樹木と、そこで戯れているスズメたち。
たったそれだけなのに、ひとつの美しい絵みたいに見えるから不思議だ。
しかしそれは一瞬ごとに変化していく。だったら絵というよりも、映像といった方が適切か。
冷たい風に吹かれて、地殻変動していく雲の層。
空一面を覆うほどでっかいから、わずかに上空を流れているなんて全く気づかなかった。
落葉を迎えた木の、枝の先にはいくつもの細かい小枝が交差している。
まるで人間の体に精密に張り巡らされた毛細血管みたいだ。
大きな世界の小さな部分に、偉大な自然の力を思い知らされる。
「何、惚けた目をしてるの?」
ひとり感慨にふける俺に、今度は彼女が自ら声をかけた。
外の世界からいったん離れて視線を移すと、置いていかれた子犬みたいな目をした彼女がそこにいた。
「これまで当たり前のように見ていた世界に、新たな発見をしたんだ」
彼女は眉根を寄せて、首をかしげる。
その仕草はもっともなリアクションだろうと俺は笑う。
「ねえ、何を見つけたの?」
「秘密」
今度、俺と一緒に世界を見つめてくれたときに、彼女に話そう。
窓枠から見える世界は変化しつつも、いつだって俺たちを迎え入れてくれるはずだ。
机に突っ伏し、窓の向こう側の空を見上げながら俺は呟く。
「今日、天気あまりよくないわね。傘持ってきた?」
すぐ後ろから、彼女の事務的な声が聞こえる。
彼女はレポートのための参考書をまとめているところなので、どうやらそっちに神経が集中しているようだ。せっかく俺がセンチメンタルな気分に浸っているというのに。
「レポートって、いつ提出だっけ?」
「2週間後」
「まだまだ先じゃん。・・・なあ、もう冬だよ。雪の季節だよ」
「そりゃ、秋が終われば冬も来るわよ」
「そうじゃなくてさ。季節が移ろいゆくのって、何か切なくない?」
「そんなこと言ってないで、早めにレポート取りかかったら? いつもギリギリなんだから」
彼女の指摘に、俺は言葉に詰まる。
確かに俺は、締め切りまでのんびり構えて後で慌てるタイプだけど・・・。
ちっとも相手にされないので、開き直った俺はひとりで空を見上げる。
3階の講義室から見える世界に存在するのは、曇り空と、すっかり葉の落ちた樹木と、そこで戯れているスズメたち。
たったそれだけなのに、ひとつの美しい絵みたいに見えるから不思議だ。
しかしそれは一瞬ごとに変化していく。だったら絵というよりも、映像といった方が適切か。
冷たい風に吹かれて、地殻変動していく雲の層。
空一面を覆うほどでっかいから、わずかに上空を流れているなんて全く気づかなかった。
落葉を迎えた木の、枝の先にはいくつもの細かい小枝が交差している。
まるで人間の体に精密に張り巡らされた毛細血管みたいだ。
大きな世界の小さな部分に、偉大な自然の力を思い知らされる。
「何、惚けた目をしてるの?」
ひとり感慨にふける俺に、今度は彼女が自ら声をかけた。
外の世界からいったん離れて視線を移すと、置いていかれた子犬みたいな目をした彼女がそこにいた。
「これまで当たり前のように見ていた世界に、新たな発見をしたんだ」
彼女は眉根を寄せて、首をかしげる。
その仕草はもっともなリアクションだろうと俺は笑う。
「ねえ、何を見つけたの?」
「秘密」
今度、俺と一緒に世界を見つめてくれたときに、彼女に話そう。
窓枠から見える世界は変化しつつも、いつだって俺たちを迎え入れてくれるはずだ。
全ての始まりが
偶然という名の
運命だったなら、
僕は
どれほどのチャンスを
今まで
逃してきたのだろう
偶然という名の
運命だったなら、
僕は
どれほどのチャンスを
今まで
逃してきたのだろう
奈落の底に沈んだようなことをひとりごちてしまって、ご心配おかけしました。
もう大丈夫です。
自ら放り投げてしまおうとしていたものが、どれだけ大切なのか気づきました。
土壇場で、もう一度手を伸ばし、握りしめました。
それでも、これまでのわたしのままでいたら、また同じことを繰り返すかもしれない。
それこそ、お互い不幸になるかもしれない。
だからわたしは、もっと自分を顧みないといけないなと思いました。
これからもここは続けていきます。
またつらいことがあるかもしれないけれど、その時はこの決意を思い出します。
また、励ましのお言葉をくださった方々には本当に感謝しています。
まさに、「あなたがいるから、わたしは頑張れる」です。
これからもいろんなことを経験し、成長していけたらいいなと思います。
もう大丈夫です。
自ら放り投げてしまおうとしていたものが、どれだけ大切なのか気づきました。
土壇場で、もう一度手を伸ばし、握りしめました。
それでも、これまでのわたしのままでいたら、また同じことを繰り返すかもしれない。
それこそ、お互い不幸になるかもしれない。
だからわたしは、もっと自分を顧みないといけないなと思いました。
これからもここは続けていきます。
またつらいことがあるかもしれないけれど、その時はこの決意を思い出します。
また、励ましのお言葉をくださった方々には本当に感謝しています。
まさに、「あなたがいるから、わたしは頑張れる」です。
これからもいろんなことを経験し、成長していけたらいいなと思います。
ひとりごとが多くて、すみません。
何かを失うことが、今日ほど悲しかった日はありません。
だけどそうしないと、わたしだけでなく、わたしの大切な人も不幸になります。
わたしは弱い人間だから、大切な人を傷つけることでしか失うことが出来ない。
あの人を失った自分は、空っぽの人間のように思えてならない。
この選択が間違っているとは思いません。
だけど今は悲しくて、前を向いていられないのです。
もしかしたらしばらくは、ここをお休みするかもしれません。
だけど絶対に無責任なことはしません。
ご心配かけるようなことを書いて、ごめんなさい。
とりあえず質問に答えてみます。
《人間性バトン》
01:回してくれた方に対しての印象をどうぞ☆
→こころさん
純粋な方だと思いました。
02:周りから見た自分はどんな子だと思われますか? 5つ述べてください。
→1.実年齢より大人びている。
2.しっかりしている。
3.マジメ。
・・・うーん、3つしか思いつかない・・・。
以上に挙げたものはよく言われることですが、私自身まったくそうは思わないんですけどね。
03:自分の好きな人間性について5つ述べてください。
→1.自分を持っている人。
2.責任感のある人。
3.思いやりのある人。
4.感性が合う人。
5.夢のある人。
04:では反対に嫌いな人は?
→身の丈を知らず、移り気な人。自己中心的な人。
05:自分がこうなりたいと思う理想像はありますか?
→主観と客観が備わっている人。
06:自分のことを慕ってくれる人に叫んでください。
→おこがましいことですが、百歩譲ってそういう方がいらっしゃるとして・・・
あなたがいるから、わたしは頑張ることができます!
07:そんな大好きな人にバトンタッチ15名!(印象つき)
→nabyさん・・・・・・やさしい雰囲気をまとっている方だと思います。
blue-eyeさん・・・繊細な感性の持ち主だと思います。
このお2人に、バトンを託します!
《人間性バトン》
01:回してくれた方に対しての印象をどうぞ☆
→こころさん
純粋な方だと思いました。
02:周りから見た自分はどんな子だと思われますか? 5つ述べてください。
→1.実年齢より大人びている。
2.しっかりしている。
3.マジメ。
・・・うーん、3つしか思いつかない・・・。
以上に挙げたものはよく言われることですが、私自身まったくそうは思わないんですけどね。
03:自分の好きな人間性について5つ述べてください。
→1.自分を持っている人。
2.責任感のある人。
3.思いやりのある人。
4.感性が合う人。
5.夢のある人。
04:では反対に嫌いな人は?
→身の丈を知らず、移り気な人。自己中心的な人。
05:自分がこうなりたいと思う理想像はありますか?
→主観と客観が備わっている人。
06:自分のことを慕ってくれる人に叫んでください。
→おこがましいことですが、百歩譲ってそういう方がいらっしゃるとして・・・
あなたがいるから、わたしは頑張ることができます!
07:そんな大好きな人にバトンタッチ15名!(印象つき)
→nabyさん・・・・・・やさしい雰囲気をまとっている方だと思います。
blue-eyeさん・・・繊細な感性の持ち主だと思います。
このお2人に、バトンを託します!
足の指先が冷たくて、あたしは目を覚ました。
枕元の時計を見ると、AM5:00。
カーテン越しに伝わる空の様子は、まだ薄暗い。
寝乱れた掛け布団を直していると、隣で寝ている彼が「う~ん」とうなり声を上げた。
「・・・どしたの?」
「ごめん、起こしちゃったね」
あたしたちはいつも、別々の布団で寝ている。
彼が、大の字にならないと熟睡できない人だから。
「寝冷えでもした?」
「うん、布団がずれちゃって」
それでなくてもあたしは冷え性で、冬場はよく手や足の先端がカチカチになっていることが多い。
そして、彼はそのことをよく知っている。
「こっち、おいでよ」
彼は身を寄せ、自分の寝床の中にあたしのスペースを作ってくれた。
「手、冷たいな」
「うん、足先も冷たくって。だから目が覚めたの」
「そっか」
彼とあたし、それぞれの手と足が重なり合う。
「やっぱりまだ冷たい」
あまりにも温まりにくい皮膚だから、彼はあたしに指先にはあっと息をかけてくれる。
毛布の下で、彼のやさしい吐息が広がる。
「あったかいね」
彼の空間。彼の体温。彼の吐息。
彼の全てに包み込まれて、体の芯まで火照ってきそうになる。
枕元の時計を見ると、AM5:00。
カーテン越しに伝わる空の様子は、まだ薄暗い。
寝乱れた掛け布団を直していると、隣で寝ている彼が「う~ん」とうなり声を上げた。
「・・・どしたの?」
「ごめん、起こしちゃったね」
あたしたちはいつも、別々の布団で寝ている。
彼が、大の字にならないと熟睡できない人だから。
「寝冷えでもした?」
「うん、布団がずれちゃって」
それでなくてもあたしは冷え性で、冬場はよく手や足の先端がカチカチになっていることが多い。
そして、彼はそのことをよく知っている。
「こっち、おいでよ」
彼は身を寄せ、自分の寝床の中にあたしのスペースを作ってくれた。
「手、冷たいな」
「うん、足先も冷たくって。だから目が覚めたの」
「そっか」
彼とあたし、それぞれの手と足が重なり合う。
「やっぱりまだ冷たい」
あまりにも温まりにくい皮膚だから、彼はあたしに指先にはあっと息をかけてくれる。
毛布の下で、彼のやさしい吐息が広がる。
「あったかいね」
彼の空間。彼の体温。彼の吐息。
彼の全てに包み込まれて、体の芯まで火照ってきそうになる。
じっくりプロットを立ててから書くことに入りますか?
それとも、筆(今なら指先?)の動くままにまかせますか?
わたしは・・・どっちもあるかなぁ。
あえてどっちなのかと言えば、気の赴くままにまかせるほうかもしれない。
人によって、あるいは時によって、それは違ってくるんでしょうね。
まあ一般的に考えてみると、
ある程度長い文章をかくときは
書いているときに方針が狂わないようベースとなる設計図が必要で、
逆に詩やショート・ショートなどの場合だったら
リズムやフィーリングも大事だから感覚重視で書くことが多いのでしょう。
ところでわたしはプロットなるものを作るのがとても下手で、
長い文を書くときは、ときどき支離滅裂になったりもします。
それで嫌になったり投げ出したりすることもしばしば・・・。
みなさんは、どんなふうに書いているんでしょうか??
それとも、筆(今なら指先?)の動くままにまかせますか?
わたしは・・・どっちもあるかなぁ。
あえてどっちなのかと言えば、気の赴くままにまかせるほうかもしれない。
人によって、あるいは時によって、それは違ってくるんでしょうね。
まあ一般的に考えてみると、
ある程度長い文章をかくときは
書いているときに方針が狂わないようベースとなる設計図が必要で、
逆に詩やショート・ショートなどの場合だったら
リズムやフィーリングも大事だから感覚重視で書くことが多いのでしょう。
ところでわたしはプロットなるものを作るのがとても下手で、
長い文を書くときは、ときどき支離滅裂になったりもします。
それで嫌になったり投げ出したりすることもしばしば・・・。
みなさんは、どんなふうに書いているんでしょうか??
あなたの心に住んでいた人が
まだ立ち去っていないことを知って
わたしはまだ
そこに住んでいけないと思った
まだ立ち去っていないことを知って
わたしはまだ
そこに住んでいけないと思った
「大嫌い」
「別れたい」
そんな言葉を乱発して、あたしはひとりになった。
付き合っていたとき、あの人はこんな話をした。
「花をふたつ、育てるとするよ?」
「何、突然?」
「まあ、いいからいいから。
まず、ひとつの花には『バカヤロー』、もうひとつには『がんばれよ』って書いた紙を貼る。で、毎日どっちもおんなじように水をやるんだけど・・・、ここで質問」
あの人はまるでいたずらっ子のように、ピュアな笑顔をあたしに向けた。
「どっちの花が、長持ちしたでしょう?」
あまりにも楽しそうに笑うから、あたしはわざと意地悪して取り合わなかった。
「えー、そんなの、差なんてないんじゃないの?」
「あるんだってば。言葉の力はスゲーんだから。侮れないよ」
どうして、あたしは、あのときの答えを自分に映し返すことができなかったんだろう。
わかってたはずなのに。
あの人の花を、ひどい言葉で枯らしてしまった。
どうして、あたしは・・・。
「別れたい」
そんな言葉を乱発して、あたしはひとりになった。
付き合っていたとき、あの人はこんな話をした。
「花をふたつ、育てるとするよ?」
「何、突然?」
「まあ、いいからいいから。
まず、ひとつの花には『バカヤロー』、もうひとつには『がんばれよ』って書いた紙を貼る。で、毎日どっちもおんなじように水をやるんだけど・・・、ここで質問」
あの人はまるでいたずらっ子のように、ピュアな笑顔をあたしに向けた。
「どっちの花が、長持ちしたでしょう?」
あまりにも楽しそうに笑うから、あたしはわざと意地悪して取り合わなかった。
「えー、そんなの、差なんてないんじゃないの?」
「あるんだってば。言葉の力はスゲーんだから。侮れないよ」
どうして、あたしは、あのときの答えを自分に映し返すことができなかったんだろう。
わかってたはずなのに。
あの人の花を、ひどい言葉で枯らしてしまった。
どうして、あたしは・・・。