とにかく彼の話は、ずっと可笑しくて

 

本当に大会出場に来たの?って感じでした。

 


 

昨晩もピザ屋の打ち上げに誘ったのに

 

「バックステージにあった

 

ピザとチキンと、パスタとケーキと、、

 

いろいろあったのを食べまくったし

 

部屋に持ち帰ったらから、大丈夫だと」

 

 


でもどうしても会いたいと言われてたんだけど

 

私たちも疲れてたんで、昨晩は無理だからと

 

朝食誘ったら、

 

「昨日食べものを見たくない」と。

 

 



で、朝食の後、我が部屋にやってきた。


 


部屋に入ってくるなり、開口一番


 

「昨日は満腹で


全く寝られなかったんだよ。」😱😅

 

 



私達の飛行機の時間が迫っているので、

 

パッキングをしながらお話をする。



 

ミロシュ師匠の場合、


世界のあらゆる人種の人がクライアントなので、

 

私も、この国の人は、


こんな感じって言うのがだいぶわかってきてる。

 



そしてビルダー、、、に限らず、


世界で戦うスポーツ選手、


特に個人競技種目の選手たちは、


たいてい自信過剰だ。



 

ミロシュが、


「この筋肉が足りないので、


こう言うトレーニングをやれ!」と言っても、


「簡単にできる」「得意だ」と言い放つ。




日本人だったら、絶対言わないよね。



 

以前の私なら、「こら、話を聞け!」


と思っていただろうが、今はこれが心地良い。




 

そして、彼は初めて聞いたトレーニングには

 

素直に驚きを示し、



 

「ビデオを撮りたいので、フォームをやってほしい」


と懇願する。

 

 

 

ミロシュがやって見せると


興奮しながらビデオを撮る。



 

この貪欲さが、好きだ。



 

そしてトップに登り詰めるために必須条件だ。

 



 

 






ホテルの入り口まで送ってくれ

 

ウーバー到着まで更にいろんな質問をしてくる。

 

 

 

 
 


私たちが去った直後、
 
彼は、元NBA選手のシャックに会ったらしい


 
 
空港に着いたミロシュ師匠は超羨ましがっていた。


でも下向いてるしなあ😅


 
 
オリンピアクオイファイポイント3位の

ウクライナの選手が棄権なので

彼は繰り上がり当選での

オリンピア出場可能だったが、


それを蹴って、

予定通り母国エジプトの大会で優勝を狙うという。


 
それだけエジプトでのボディビル熱は熱いのだ。


 
今回の大会で、

エジプトのスーパースター・ハッサンを破り、

今エジプトボディビル界は大騒ぎらしい。


 
凱旋しての大会は、さぞ盛り上がることだろう。



結果、楽しみにしています。