アゲハ蝶~飛べない雌アゲハ~ -43ページ目

*愛*

愛が足りないんぢゃなくて



貴方が心のどこかで



愛というモノを





信じていないから

*LIFE*

流れゆく時の中で



僕達ゎ皆それぞれ生きている



つまらない毎日


平凡な毎日


楽しくて嬉しくて笑える毎日


傷付き、傷付け合う毎日


色んな毎日を過ごしてる



そして



愚痴や弱音


喜びや悲しみを


嫉みや恨みを口にしながら生きている




でも僕達に選択肢ゎない


忘れちゃいけない



生かされている事を…



死ぬ事も



生きる事も


選ぶ権利などない




定かな事でも



正論でも



何でもない




ただ、シンプルに考えて




僕達ゎ生かされていると思うんだ…



この雑踏に塗れた毎日で




僕達ゎ大事な何かを
忘れ、錯覚していく




僕達ゎ皆





生かされているんだ…

*忘れていくの…*

暖かい部屋から出た体にゎ心地いいくらいの夜風




暖まった体を包み込む様に吹いた風ゎどこか切なく



忘れている何かを思い出させるような風だった



夏の面影ゎもう無くて
秋の夕日と冬が近づく夜空

君も見てるの?
この澄んだ星を…



君も感じてるの?
このやさしい夜風を…



君の中にまだ僕ゎ居るのかな…


僕の中から君が消えないように


君の中にも僕ゎ少しでも居るのかな…




忘れていたのゎ
過去の優しい時間だったよ…



空を見上げる余裕と



風を素直に感じれる余裕だった…



後悔や偽り

嘘や憎しみに溢れた毎日を過ごすうちに
いつしか僕らゎ少しずつ



少しずつ


何かを忘れていくのだろう


自分にとって大切だった何かを…