
過日の檜一枚板のカウンター越し。
遠方からお越し下さった、おとなの雰囲気
漂うご夫妻との会話から始まる。
このお刺身で包まれてるものは?
この日の為に仕込んでおいた、腸の副菜ですよ。
お召し上がりは、ご自身でカスタマイズして下さい。
壁に吊るされた鳩時計が、20時半を告げ鳴く。
意外に平日にも関わらず、程よい笑い声が響く店内。
ご夫婦のご主人から、お言葉を頂いた。
おとなの週末を見てきたんですが、
料理のデザイン性も素晴らしいですね。
この発想はどこから来るんですか?…そうご質問を
頂いた。
そうですね。
ウチの場合、目利き仕入れや、季節と気温で
全てが決まります。
個体によって腸や白子は、僕にとって大切な素材に
なるので、どの様に拵えるのかを逆算しながら
仕込み拵えさせて頂いてます。
電車を乗り継いで遠くから来た甲斐がありました。
ご主人のお店(BETTAKO)はビブグルマン級の実力を
お持ちですね。
ビブグルマンに選ばれてもおかしくはないクオリティで
非常に満足しました。
ありがとう…。
いえいえ。ビブグルマンなんてとんでもない!
態々貴重なお二人の夜を、この路地裏酒場に
お時間を頂戴して有難い夜です。
こちらこそ、ありがとう御座います。
そんなカウンター越しの会話。
私にとって、店にとって、そのお言葉だけで、
ありがたい…そんなお心を頂いた夜だった。
感謝




