BETTAKO -其の65- | 熱血店主のスクラムな毎日

熱血店主のスクラムな毎日

1981年池袋東口創業のBETTAKOは、2018年JR埼京線板橋駅徒歩2分ほどで
古家を改築再び頑張らせてもらう事になりました。

13日と14日をお休みを頂いたBETTAKO。
電車に揺られて急行停車駅。

空を見上げてみる。大空に広がる綿雲の群れ。
時間経つにつれ厄介な雲に変わる群れだった。
さて!みんなできれいにしよう。
親父が亡くなって7年。子供達も小さかった。
オヤジ…子供達大きくなったろ?
あっ!そうだ。伝えたかったのは…。
BETTAKOの営歴…36年で途切れさせて
本当にごめん。新しくまた頑張るさ。
蝉達が一生懸命鳴いている。
砂埃で少し汚れていた、我が家の墓。
みんなの力で、きれいさっぱり!清々しいね。

次は子供達にとって、ひいお婆ちゃんの墓。
少し遠い場所にあるけど、墓参りって不思議な
ものだね。日頃張り詰めた緊張の糸を、
気もぉーち、緩めてくれる。

語られなくとも、頑張れよ。そう言われた
ようにも思えた。

綿雲がくっつき合い、白色の綿雲から、
墨色の綿雲に変わった。
黄色と白が混じったような色合いの、
稲光が、綿雲の中で交互に点滅し合う。
風が荒ぶり、ポツンと一滴。またポツンと一滴。

送迎バスの中、駅まで辿り着くこともなく、
空から勢いよく、大粒の雨が、バスの天井を
ドラムパーカッションのようなリズムで
打ち続けていた。