久方ぶりに、御歳79歳のお婆ちゃんと再会。
朝収穫したやさいを、背中に積んで行商してくれる
昔の街には、そんな風景もあったが、
いつの頃か、邪魔とか迷惑とか、バカな
輩の言葉が、その街を違う街に変えていった。
婆ちゃん、この蕪立派だねぇ〜。
泥付きの蕪。
葉っぱは、穴が数カ所。
さぞかし、虫達もこの蕪が美味しかったんだろう。
しかし、ピカピカと白く照らすこの蕪は、
持ち帰り後、婆ちゃん苦労して作ってくれたんだな
そう包丁を入れ思った。
みずみずしい、サクっ!という包丁の音。
さて、婆ちゃんが朝収穫した、かぶらを
どう料理するかな? もっか思案中な店主でした。