湘南4-4浦和 | FOREVER NO.10

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2024年3月17日(日)第4節 VS 浦和レッズ 湘南ベルマーレ公式サイト

 

勝ちきれなくて、悔しい試合

 

 

4得点4失点。

公式記録上、湘南が撃ったシュートは17本、

浦和に撃たれたシュート16本。

ノーガードの撃ちあいになったこの試合。

3-1と一時は2点リードしていたことと、

2-1から3-1として、それから追いつかれたけど、

4-3ともう一度リードして、結果的には計2回

リードしたことを考えると、

勝たなきゃいけない試合だったと思う。

 

選手交代も後手に回ったことも否定できないし、

交代出場した選手が湘南を前向きに

加速させることができなかった。

浦和の選手交代がはまっていたことと比較して、

正直その差は小さくなかったと思う。

 

浦和の4点目など、不運な面もあったのも確か。

しかし浦和の2点目、3点目と相手のシュートは

富居大樹の手が届かない場所を

しっかりと撃ち抜いていて、見事だった。

個の力の差が局面で出てしまった感じだった。

 

 

 

とは言え、

湘南も田中聡のマルセイユルーレットなど、

浦和に対して個の局面で上回る場面もあり、

鈴木章斗とLUKIANの2TOPで4点奪えたことは

とても大きなことだと思うし、

ゴールにはならなかったが、左からのクロスに

鈴木雄斗が猛然と突っ込んできて

頭で合わせるなど、今までにない攻撃パターンも

見せてくれた。

 

勝点3という結果に繋がらなかったことは、本当に

残念だし、終盤になって響いてくるかもしれない。

しかし今後の湘南にとっては、もしかしたら、

ターニングポイントになるかもしれない。

この勝点1を奪ったことにより、AWAY2連戦で

もぎ取ってきた勝点4の意味も、

決して無駄にならず、少しは維持できたと思う。

 

そして何よりLUKIANにゴールが産まれたことは

本当に大きいと思っている。

外国人FWは数字という結果に大きくこだわる。

それだけに数字という結果がついてこないと、

知らず知らずのうちに「持っていない」FWに

なりかねず、それを早い時期に回避できたことは

これからゴール量産につながる可能性もある

わけで、鈴木章斗との2TOPでゴールを

量産して、1試合でも多く、湘南を勝利に

導いてくれることを本気で期待したい。

 

 

 

浦和に3-3と追いつかれたときに、

「絶対に勝つんだ」という気持ちしかなくて、

選手だけでなく、サポーターも意地と意地の

ぶつかりあいだと思って。

そして、それが自分の団体のメンバーを始め、

自分の周辺にいてくれたサポーターも

そんな感じになってくれている気がして。

応援していて、すごく楽しかった。

そして奪ったLUKIANのゴール。

本当に鳥肌ものだった。ゾクゾクしたというか。

だからこそ勝ちきって、サポーターにとっても、

最高の成功体験にしたかった。

本当に勝ちきれなくて、悔しい試合だった。

 

多くの人が「馬鹿試合」と言うんだろうけど、

自分にとっては、自分の感情のすべてを

湘南の勝利に振り切って声を出し続けた、

「すごく熱い試合」だったと思っている。

 

応援は100%は結果に結びつかない。

本当に結果に結びつくことのほうが少ない、

とても非効率なものだと思う。特に湘南は。

それでも、数試合、いや数10試合に一度、

応援が結果を呼び込むような試合がある。

そうなることを信じて、毎試合、無駄になろうと

がんばって声を出して、応援し続けるわけで。

 

声を枯らしたこと、一所懸命跳ねたこと、

腕を振ったこと、頭の上で手を叩いたこと。

決して無駄だったと思わないで続けてほしい。

選手のハートには絶対に届いていると思う。

 

そして、常に湘南の選手を後押ししてあげる

前向きな雰囲気を発信するゴール裏なるように。

ブーイングをするときはもちろんするけど

(できれば重低音のほうがいいと思うけども)、

どんなときでもベルマーレコールや湘南コールが

最大声量になる、メリハリのあるゴール裏に。

 

湘南が勝利できるよう、次の試合もそれぞれが

やれることを全力でやり続けよう。

3月の勝点3も11月の勝点3も同じ勝点3。

奪える勝点、奪える得失点差は

貪欲に奪っていこう。