2023年11月25日(土)第33節 VS 横浜FC 湘南ベルマーレ公式サイト
J1残留確定。
J1残留確定。とりあえずよかった…。
勝利は純粋に嬉しい。残留は安堵って感じかな。
本来はここを目標にはしていなかっただけに、
不本意ではあるものの、でもとにかくよかった。
J1に居続けるからこそできることがある。
チームとして継続できることが多くなる。
クラブも成長曲線を描くことができる。
2022シーズンより順位は下がってしまった。
しかし最終節前に残留を決めることができた。
今季は特別で1クラブしか降格しないから、
純粋に比較することはできないけれども、
終盤の絶対に勝たなければいけない試合で
しっかりと結果を残せるようになったことは、
過去と比較すれば着実に成長していると思う。
この成長を止めることなく、継続できること。
これが何よりも嬉しい。
2023シーズン、苦しんだ大岩一貴が決勝点。
3バックのセンターでは心もとないプレーが続き、
サポーターからも不安視されていた大岩一貴。
キムミンテが加入して右CBになってからは、
本当によくなって出場機会を得続けた。
そんな大岩一貴が詰めていたところに
相手GKが弾いたボールが転がってきた。
そして冷静かつ丁寧にコースを突いたシュート。
大岩一貴本人がコメントで
「あまり覚えていない」と言っているから、
冷静に撃ったわけではないのかもしれないが、
こんな重要な試合であのシュートが撃てたこと、
ボールが転がってきたこと、決めたのが
湘南サポーターの前だったこととか、
すべてひっくるめて、サッカーの神様が
大岩一貴に微笑んでくれたのかな、と。
大橋祐紀の連続ゴールが止まった。
絶好のチャンスが1回あったけどね…。
誰もが認める湘南のエース。
当然、相手のマークもきつくなる。
今年も含めて、過去も大きな負傷が多く
苦労した選手だけに心配になってしまう。
しかし、これはエースとしての宿命であって、
乗り越えないといけない壁。
5試合連続ゴールは2024年にまた挑めばいい。
この横浜FC戦でも、本当に献身的に、
そして身体張って、プレーしてくれた。
町野修斗が移籍しても大橋祐紀がいたから、
何も心配はしていなかった。それほど
2023シーズンの大橋祐紀は頼もしかった。
2024シーズンも湘南のエースとして、
ピッチに君臨し続けてほしい。
何はともあれ、結果的に最低限の目標となった
「J1残留」を確定することができた。
そして、この試合で柏とG大阪を抜いて15位に。
通常のシーズンでも残留できる順位に来た。
絶対にこの順位以上でシーズンを終えたい。
14位の京都を抜くためには、
得失点差8を埋める必要があり、
簡単なことではないどころか、
ある意味では天文学的数字と言えるだろう。
しかしHOMEで鳥栖に0-6をやられた我々湘南。
爆敗(そんな言葉あるのかな?)したのだから、
爆勝したっていいはず。可能性は0ではない。
セットプレーでGKまで上げてゴールを奪う、
的なそんな試合ではないが、
ひとつでも上を目指して戦う試合ではある。
そして何よりも、全席完売しているHOME最終戦。
「負けるわけにはいかない」ではなくて、
「勝たなきゃいけない」試合。
勝利で2023シーズンを終えて、
そして躍進の2024シーズンを迎えられるように。
このメンバーで戦う最後の試合。
この試合を最後に湘南を去る選手もいるだろう。
選手たちへの感謝の気持ちを声援に換えて、
圧倒的なHOMEな雰囲気で、
気持ちよくプレーさせてあげたい。
最後まで、勝利を目指して戦い抜こう。
BELIEVE ~road to the future~
おれたち湘南は絶対にここから這い上がる。