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笑える乳がん闘病記
前回の記事
脳疾患101 この先どうやって生きていけばいいのか
こんな風になりながら、
実家で日々リハビリ。
妹は結婚して別のところに住んでましたが、
比較的近所に住んでたので、よく来てくれて。
当時の妹はマッサージサロンに勤めていて、
モデルんさんなどの顧客を抱えていたので、
とにかく私の麻痺した手をマッサージしてくれました。
私は1人でいるとパニックになることが多いので、
お風呂もよく一緒に入ってくれ、
温まった手をひたすらマッサージ。
この障害のこと、
もう歌えないこと、バンドはやれないこと、
もうミワユータではいられないこと、を妹に言うと、
「別にいいじゃん。
ミワユータから、
タダのお姉ちゃんに戻るだけじゃん。」
と。
でも、私はバンドしかやってこなかったから、
本当に何もできないし、
今はもう何もできなくなっちゃったから、
この先どうやって生きていこう…
そう言う私に妹は、
「大丈夫、もうちょっと回復したら、
私のサロンの受付でもやればいいよ。
それにもう、○○(旦那)とも話して、
障害が残ったらうちで引き取ろうってなったんだよね」
この言葉にものすごく肩の力が抜けました。
今思えば、
結婚して長らく経ってるわけじゃない夫婦が、
障害が残った働けるか怪しい姉を引きとる、
って相当なことだと思うんです。
確かに妹の旦那とは友達みたいな感じ、
今もメンバーとも友達みたいな感じですが、
それでも。
メンバーも家族も、
回復するよう、全力を尽くしてくれてました。
音楽が認識できない、この失音楽症の治し方は、
誰もわからないけど。
ー脳疾患幻覚ダイアリーに続くー