笑える乳がん闘病記
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脳疾患86 退院の日に看護師さんが驚いてたこと
退院の日がやってきました。
リハビリの施設には入るのですが、ひとまず帰れる。
私は本当に、退院を心待ちにしていました。
入院中は色んな検査を受けたし、
薬の副作用でニキビも酷かったので皮膚科も受けたし、
眼科で検査して、メガネを作ったりもしました。
退院の日。
母に、ドクターマーチンのブーツ、
黒のタイトスカート、
黒のラメの稲妻のマークが刺繍された、
ショッキングピンクのショート丈のスウェット、
ライダースジャケットを持ってきてもらい、
パジャマからそれに着替えました。
金髪の髪をおぼつかない手でとかして、
支度は完了。
看護師さんたちが集まってきて、こう言いました。
「びっくり！YouTubeでライブ映像見てたけど、
私服になると本当にロックのひとだー！」
「かっこいい！ライブとか今後頑張ってね！」
※当時はこんな感じ
あのブーツの重さが、
逆に、現実に戻れた証拠のようで、
すごく嬉しかったのを覚えています。
ー脳疾患幻覚ダイアリーに続くー
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