脳疾患33 入院中に幻覚で暴れて看護師と死闘


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入院中は間に合わせで母が買って来てくれたパジャマを着てました。




当時は体重が70キロくらいあったので、

サイズ的にパジャマの選択肢がなく、

ひとまずキティちゃんのピンクのパジャマ。



手が麻痺していてボタンが留められないのですが、

そんなことはどうでもいい。





別の問題があったのです。




とにかく、吐きそうになる




というか、私には見えてるのです。

大量の吐瀉物が自分の口から出ていくのが。




量で言うとバケツ1杯分くらい、一気に吐く。

キティちゃんのパジャマも自分の髪もゲロまみれ。



と、私には見えてる。




構音障害で呂律が回らないのですが、

「なんか!入れ物!あふれちゃう!もってきて!」と叫びまくってたようです。





今また改めて書きますが、これは幻覚。




看護師さんからすると、


吐いてもない私がえづいていて、

体をティッシュで拭きまくってる、


というように、見えてたみたいです。




しかし、プロ。



背中をさすってくれて、

銀色のトレイ?を私に渡してくれました。




「ここに吐いていいよ!大丈夫だよ!」



でも、私の幻覚の世界では、

吐瀉物がとめどなく溢れてきて、銀のトレイからこぼれ落ち、

床に広がっているのです。




どうにかしなきゃ!と、

そこにあったビニールを頭からかぶると、

看護師さんが、すっ飛んできて、

ダメ!呼吸困難になっちゃう!とビニールを奪い取ろうとしました。



吐瀉物まみれの髪とパジャマ。




私は叫びました。




「髪がゲロまみれだよー!ハサミ持って来て!髪を切って!」


「ハサミダメ!!」


「気持ち悪い!!助けて!」




暴れる私と、それを止める看護師さん。

すると





ぶちぶちぶち




私はパジャマを引きちぎり、

裸で個室を飛び出そうとしたそうです。




全裸になって逃げる、これは入院中何回もやったそうです。




よく覚えてませんが、

この時、確か精神科の先生が個室にきました。




そりゃ、そうでしょうね





脳疾患幻覚ダイアリーにつづくー




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