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笑える乳がん闘病記
前回の記事
脳疾患28 病室で見た医師たちの信じられない行動
現実ではないけれど、
幻覚だと言う確信も持てないような状態のまま、
私の目玉は飛び出して、
コロコロコロ…とベッドの下に。
そこから見た景色を、
私の脳に送って来ます。
ベッドの下からは、
山下先生の足と、女性の先生の足、ソファーに座った母の足が見えます。
足しか見えないけれど見えないけれど、
こんな声が聞こえて来ました。
女性の先生
「○○さんが♪治るように♪」
※私の名前
山下先生
「治ります♪治ります♪」
女性の先生
「踊りましょう♪治しましょう♪」
こんな感じで、
歌うようにやり取りしながら、
足をぴょん!とクロスさせたり、
つま先で床にすっと円を書いたり、
片足で飛んだり、
謎の踊りを踊り出した。
正確には踊りというか、
足を使ったおまじないというか…
その時は、
印を結んでるみたい、と感じました。
あるでしょ。
りんぴょうとうしゃ!みたいなやつ。
あんな感じ。
今思えば、
この状況、そもそもが意味不明だし、
それ以前に目玉がベッドの下に落ちちゃってるなんて、
どうかしちゃってるよ!って感じですが、
その時の私は何故かすごく安心したんです。
この人たち、きっと私を助けてくれる。
そう思った。
でも、
これは幻覚だと気づいて来ます。
脳疾患幻覚ダイアリーにつづくー
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