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脳疾患21「終わった」妹が絶望した病室の私の姿





私は入院中、

おかしな幻覚の記憶など変なことは覚えてるのですが、

ステロイドを投与した当たりから、




みるみる悪化して行ったそうです。





今までは呂律が回らないながらも、

なんとなく喋れていたのが、完全に喋らなくなり、

黒目がぎゅーっと片方の上で固定されてしまったらしい。




イメージが難しいかと思いますが、



こんな感じ。



こふじに描いてもらおうかと思ったけど、

こふじの漫画だと可愛くて伝わらないから、私が書いてみた。




ジャパニーズホラーみたいな状態ですね。





夜、妹が病室に来ると、




薄暗い病室でベッドの上、


片方の上の方に黒目だけぎゅーっと向け、


口を開いたままよだれをたらしながら、


ただゆらゆらゆらゆら壁向きに座って揺れてるのを見て、




「ああ、終わった。

これはお姉ちゃん、もう戻ってこれないや」




と思ったそうです。




急激な悪化。




この薬を使えば、よくなるかもしれない。

でも悪くなれば死ぬ。薬に賭けますか?




あの主治医の言葉…





この賭けに負けたのか?

家族とメンバーはそう感じてた時期。







脳疾患幻覚ダイアリーへつづくー




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