※前回の記事





脳疾患12気を失いながら打たれた激痛の注射





処置室のようなところは、

なんだか慌ただしい雰囲気でした。





横向きに寝かされ、

医師と思われる若い先生が、


「ごめんね、下着を下ろさせてもらうね」


と、言いました。



倒れてるのに、

そして意識も途切れ途切れなのに、



「今日、どんなパンツ履いてたっけ



と思ったのを覚えています。





先生は私の下着を履いてるズボンごと少しおろし、


「ごめん、生理だったんだね。嫌だと思うけどちょっと我慢してね」

と言うではありませんか。






あ、そうか、生理か

ちょっと恥ずかしいな




人間は脳がおかしな状態になっても、

そんなことを考えるんですね。




気絶してるんだからどうでもいいだろうがよ、と。




意識は何度も途切れます。





ただ、痛いから頑張って!とされた、



髄液検査。





これが猛烈に猛烈に痛い。



 随時検査とは、ネットによると、

体を海老のように丸めて横向きになり、背骨の間に針を刺し、

脊髄腔(骨髄と硬膜の間の空間)に針を進めて510ccの脳脊髄液を採取する。



痛い。



けれど、ちょっと不思議で、

猛烈に痛い自分を、別の自分が見てるようで、

苦しいとか、頑張って我慢してる感覚はありません。



痛い自分と、

それを俯瞰で見てる自分がいるような感じ。





ただただ、視界がすごく鮮やかな水色だったのを覚えています。



あれはなんだったのかな

ドクターのエプロンみたいなやつ?






脳疾患幻覚ダイアリーへつづくー




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