笑える乳がん闘病記
※前回の記事
脳疾患12気を失いながら打たれた激痛の注射
処置室のようなところは、
なんだか慌ただしい雰囲気でした。
横向きに寝かされ、
医師と思われる若い先生が、
「ごめんね、下着を下ろさせてもらうね」
と、言いました。
倒れてるのに、
そして意識も途切れ途切れなのに、
「今日、どんなパンツ履いてたっけ…」
と思ったのを覚えています。
先生は私の下着を履いてるズボンごと少しおろし、
「ごめん、生理だったんだね。嫌だと思うけどちょっと我慢してね」
と言うではありませんか。
あ、そうか、生理か…
ちょっと恥ずかしいな…
人間は脳がおかしな状態になっても、
そんなことを考えるんですね。
気絶してるんだからどうでもいいだろうがよ、と。
意識は何度も途切れます。
ただ、痛いから頑張って!とされた、
髄液検査。
これが猛烈に猛烈に痛い。
※ 随時検査とは、ネットによると、
体を海老のように丸めて横向きになり、背骨の間に針を刺し、
脊髄腔(骨髄と硬膜の間の空間)に針を進めて5~10ccの脳脊髄液を採取する。
痛い。
けれど、ちょっと不思議で、
猛烈に痛い自分を、別の自分が見てるようで、
苦しいとか、頑張って我慢してる感覚はありません。
痛い自分と、
それを俯瞰で見てる自分がいるような感じ。
ただただ、視界がすごく鮮やかな水色だったのを覚えています。
あれはなんだったのかな…
ドクターのエプロンみたいなやつ?
脳疾患幻覚ダイアリーへつづくー
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