バイクは買う前が一番楽しいのかもしれない。
MT-07が欲しいと思ってから、尽きないカスタムの妄想に夢を膨らませている毎日だ。
まずはマフラーを換えたいと思っている。
MT-07のトルク出力特性にはクセがある。
これはノーマルマフラーでのシャーシダイナモのグラフである。

4000~6000回転でトルクの谷があるのがわかるだろう。
メーカーはあえてこのようにしたのかもしれない。
3000~4000回転の常用域のトルク太くした結果こうなったのではないかと思っている。
マフラーを交換するのは低速トルクはそのままにして、このトルクの谷をなくし、さらに乗りやすくするのが目的である。
調べた中で一番パフォーマンスの良いマフラーはこれだ。

Akrapovic Racing Line Carbon である。

青がノーマルで赤がアクラボビッチである。
馬力が2.6もアップしているばかりか、見事にトルクの谷が消えている。
ほぼ全域でこれだけアップしているのはこのRacing Line Carbonだけだ。
見た目もカッコ良く、これにしたいところではあるが、悲しいことに、EURO4をクリアしていないため、レース用となり公道を走ることは許されない。
MT-07で一番売れているのが、次に紹介する、Akrapovic Racing Line Titaniumである。

海外マフラーの中で唯一JMCA認可を得ており、公道走行が可能である。

谷をなくすのではなく山を削ってトルク変動を少なくしているのが特徴である。
実際にギクシャクしなくなって乗りやすいという人もいるが、もう少し変化が欲しいところだ。
その他の海外マフラーとしては、TERMIGNINI、SC-PROJECT、ARROWなどがある。
MotoGPのマシンにも採用されており、世界のマーケットを相手にしているだけにいいマフラーではあるが、JMCA認証を得ていないため日本の公道で走れないのが難点である。
また海外フルパワー仕様のMT-07に合わせた商品なので、ポン付けしただけでは本来のパワーは出ず、ECUの書き換えが必要になってくる。
そうすると簡単に20万を超えてしまうので、車体の値段とのバランスが合わなくなってくる。
国内のメーカーから探すとなると、一番いいと思ったのがBEETのNASSERT Evolution Ⅱである。

フルチタンでノーマルより2kg軽い。

トルクの谷間も見事に軽減されており、最高出力も3馬力くらいアップしている。
しかし、これ、20万を超えるのである。
JMCA認可も通っているので大手を振って公道を走れて車検もOKという。
いいもの高いということである。
その他にJMCA認可を通っている国内マフラーはBEAMS、SP忠男、PRUNUSがある。
BEAMS BMS-R CORSA-EVO Ⅱ

ステンレスパイプであるが、茶色に焼けない処理がされているため、半永久的に輝きが持続するのがよい。
SP忠男 POWERBOX FULL "SS"

ショートマフラーでオリジナルのデザインを崩さないのがいい。
個人的にはノーマルのようにパイプにうねりがないのが物足りない感じがする。
PRUNUS フルエキゾーストマフラー

チャンバーがもろ見えでカッコが悪い。
また2本出しのサイレンサーもカバーの処理がカッコ悪い。
しかしどれもシャーシダイナモのグラフが公開されていないので評価のしようがない。
やはりデータで示してくれないと怖くて買えない。
その他のヨシムラ、OVER、r's gear、TSRは、現行MT-07(2BL-RM19J)に対応したマフラーは生産していない。
おそらく前モデル(EBL-RM07J)のマフラーでも付くと思うのだが、JMCA認可を取得していないので、適合外車種となっているのだろう。
すると、BEET、BEAMS、SP忠男、PRUNUSから選ぶとなるとBEETしかない。

これにするならMT-07はチタンの焼け色に合わせてブルーにしてしまうだろう。